良縁成就
地域のこどもたちが学び舎を巣立ってゆきます。
中学生になってからも、夏休みのこども寺子屋を率先して手伝ってくれた子がいて、
その運営に限らず、気持ちの面でもとても助けられました。
小学生をサポートする、という役割をきちんと果たしつつ自身も楽しみ、
ケースごとに目的を考える姿勢をもつ、特に芯のある子たちでした。
学校でも周りから頼られているのだろうな、と想像できました。
自分は中学生の頃、どれだけいい加減だったか・・・。
いまもそれほど変わっていないですが。
早いもので、もう卒業です。
お母様から聞きました。
取り組みたいことがあって、進学先の高校を選んだということを。
新しい環境での生活には、当然、いままでになかった体験をすることになります。
積極的であればあるほど、その体験の質と量は増していくでしょう。
今後、その質を高めるのは、成功体験ばかりではなく、失敗の体験が価値をもち、
その人の人間形成や真価となることも確かです。
成功も失敗も良縁。それはもちろん、一生懸命であればこそです。
人生の旅はきっと素晴らしいはず。
この先が長く、そして険しく、また輝かしいものとなります。
選んだ道で挫け、違った道を探すこともあると思う。
悩み、迷いながら、選択を繰り返すこともこの先いくらでもある。
自分の意志で、自分の歩幅で、選んだその道を歩んでほしいと思います。
どの道においても自分のことを大事にすること。
それだけは挫けようが倒れようが、あきらめないでください。
人を大切にすることとは、
まず、自分を大切にすることから始まります。
それは、自分を労り、よく楽しみ、よく学び、よく働き、よく愛し、
感謝とともに謙虚に生きてゆくことではないでしょうか。
SNSの普及により、わたしたちの目は他人の庭や行動に向きがちです。
必要以上に人と自分を比べてしまうことがあり、また自分の評価の基準が
他人側にあることが往々にしてあります。
お釈迦様はこう仰いました。
「人のしたこと、しなかったことを見るのではなく、
自分のしたこと、しなかったことを見なさい。」
軸は自分の側にある。
いつまでも自分を大切にしてください。
人との出会い、経験のすべて、これからの良縁をお祈りしています。
ご卒業おめでとうございます。
合掌








