大寒波
陽気が暖かで穏やかであった諏訪地方の正月が終わり、
有難みを感じております。
1月も下旬を迎え、これほど辺りに残る雪の少ない冬もめずらしい。
しかし、ここ信州で冬を越すことが容易くないことは覚悟している。
強烈な寒波が迫っています。
天気予報では5年に一度の大寒波とも予測され、
とにかく大雪に気をつけよ、という各局の報道に対し、
厳しい冬がいよいよやってきたかという思いです。
大雪、凍結による交通、物流の機能が低下することが考えられるため、
妻は早めの買い物に出ました。
不必要な大量買い、買い溜めはやめてほしいとだけお願いしました。
報道に振り回されず、わが身に必要なものの必要量が把握できていればよい。
丈夫な家に、「機能しない余分」が多く生じていてはいけない。
地域の高齢者や身動きの不十分な方に意識を向けておかなくては。
お寺の境内、伽藍も雪に覆われるでしょう。
コツコツと皆様のお足元、ご本尊様の住まいを整えておきたいと思います。
生活地域の各世帯、各業者様のお心づかいやお知恵があって、
この冬、自然が運び起こす困難を皆が健康に乗り越えられますように。
事故、大事なきよう念じております。
合掌
冬の夜を灯す、参道に飾られたアイスキャンドル