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京都の旅  参加募集

秋、総本山智積院の旅へ。

今年は宗祖弘法大師空海のご誕生1250年にあたる年。

当山では秋の彼岸を終える頃、総本山智積院への旅を企画しました。

 

 

京都の本山へは、関心はあってもなかなか行く機会に恵まれなかったこと。

コロナ禍に、旅そのものが意識から遠ざかっていたこと。

人が集まる場に出向くのを遠慮していたこと。

 

このようなこと、多くお檀家さまに思いあたるのではないでしょうか。

それでも、私がそうであったように、

心のどこかで旅を望んでおられたのも事実ではございませんか。

 

 

多くは望まず、まずは私達の総本山智積院を知ろう。

そんな思いで、ささやかですが旅の計画をし、参加募集を開始いたしました。

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朝の智積院金堂

(智積院のご本尊は金剛界大日如来です)

 

9月26日(火)~27日(水)

26日 朝6時30分 真福寺を出発

27日 18時頃帰山予定

移動は中型バス(定員25名)

参加費30,000円 (若干変動が有ります)

行程には智積院参拝の他、南禅寺拝観、八坂神社、錦市場などが

組まれています。

 

宿泊先 宿坊智積院会館 https://chisan.or.jp/lodging/

 

智積院では、名勝庭園、京都随一と言われる智積院僧侶による朝勤行、

そして4月にリニューアルオープンした宝物収蔵庫などをご覧いただきます。

 

 

お申込みについては、まずは一度お寺にお電話下さい。

参加締切は8月中ですが、早めにお問い合わせいただけると嬉しいです。

(真福寺☎0266⁻23⁻6156)

 

最低限確かめておきたい点など、電話でお話させていただく際にお伝えし、

旅の詳細については9月にご自宅に送付いたします。

 

 

お檀家でない方もご参加いただけます。

希望がございましたら、遠慮なくお問い合わせ下さい。

 

皆さんと懇親を深め素敵な旅が実現しますよう、楽しみに準備させていただきます。

                                    合掌

手放す

先日の青葉法話の会にて、尼僧徳永智香さんのお話を拝聴しました。

同じ日本も、地域ごとに仏事の形式に違いがみられることについて触れ、

お生まれの故郷、北海道留寿都村の仏事の風習をご紹介下さいました。

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さらに昨今、時代環境の変化の流れを受け、仏事も変化しているなかで、

大切なことは何かを問われました。

 

徳永さんは法話の締めくくりにこんなメッセージを残しております。

「終活において『断捨離』が勧められているが、もっとも必要なこととは思わない。

もっと必要と考えてほしいのは、次のこと。」

「一にこれからどう生きるか。一に自分亡きあと、してほしいことの家族共有。」

 

とても共感できました。

終活に断捨離は必要。しかし、それがすべてではないと私も考えます。

というより、断捨離は、終活に取り組む段階からいよいよ始めるものではないと

いうのが私の思うところです。

 

 

いま、これからの時代、社会現役のうちから断捨離のスタートです。

それは、物資、精神、両面の断捨離です。

 

ありとあらゆるものが有りすぎて、どれも必要に思えてしまう。

まわりの価値感に惑わされ、ひとつを手放すにも不安を覚える。

価値を見定めぬまま抱え込むものは多く、余計に疲れている。

 

なのに、自分の心の声をまともに聞いていない。

甘えること、頼ること、恥をかくことも許されない。

 

 

本気で終活を意識し始める年齢の頃には、断捨離の気力はない。

断捨離を「しなくてはならないもの」と、捉われてしまうがゆえ、

「これから、どう生きたいか」が後回しになってしまう。

 

 

つまり、どの世代にも、手放していくことの必要性が肯定されるべき、

上手な引き算、割り算の時代ではないでしょうか。

足るを知るという教えが救いになると思います。

足し算と掛け算のスピード感と魅力に満たされる社会の第一線におりながら、

それを簡単に許せる環境ではないことも確かですが。

 

でも、いまだからこそ気付けるのではないでしょうか。

「断捨離とは、捨て去るのではなく、手放すということ。」

かたち、きもち、両面の執着から離れ、よい距離感を探ること。

そして、手放したことで、あらたに得られる充実があるということも。

 

 

 

さて、宗教はなんのためにあるのでしょうか。

答えはひとつではないうえで、私が思うこと。

「宗教は人を守り、人を育ててくれている。」

 

これが戦いのためにあっては悲しすぎる。

傷つけられる人がいるなら、いっそのこと手放さなくてはならない。

 

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令和5年 弘法大師空海ご誕生1250年 慶祝

南無大師遍照金剛

信仰とは、人を根のところから支えてくれているものです。

          6月15日 空海ご誕生の日  合掌

1月の予定

1日 (月) お年賀

4日 (木)10:00新春厄除聖観音初護摩供法要 

18日 (木) 9:00始めの聖観音縁日護摩行

20日(土)真福寺だより新春号発送

21日(日)9:00始めの写経体験会

25日(木)19:00てらよるヨガ

31日(水)19:00晦日キャンドル写経

   どなたも気軽にご参加下さい 。

 

7月日曜仏教会のご案内-終了しました

お寺では初めて太極拳を体験しました。

ほどんどその場を動くことなく、ゆっくりとした動きを繰り返し、

気が付けば、体の芯がぽかぽかしてきました。

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太極拳は医療体術であるそうです。

自宅で短時間に負担なく行なえる健康運動を教わり、

皆さんにはご自分の体に日々向き合ってもらえたらと思います。

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講師、土田香里先生の太極拳二十四式のお姿は圧巻でした。

貴重な体験をさせていただけたこと、土田先生には感謝です。

また、急なお願いでしたが、安心できる会場として三沢区のコミュニティー施設を

快くお貸し下さいましたこと、区の役員様には心より感謝申し上げます。

 

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汗を流したあと、ボランティアで丸山様がお蕎麦を振る舞って下さいました。

とても美味しい手打ちのお蕎麦に皆さん、喜んでおられました。

お台所に籠り、ひたすら蕎麦ゆでの段取りをして下さったお檀家さま、

誠にありがとうございました。

 

このたびも、おかげさま、おかげさま。

 

 

シニア・リラックス太極拳のつどい

  ~立禅から始める健康づくり~

    \お蕎麦会付き/

 

シニア層より関心の高い太極拳を静かなお寺で体験。

立禅から、ゆったり、まあるい太極拳の動きまでを学び、

リラックスしながら体の軸を整える体操を楽しみます。

日頃、ご自宅で行なえる健康運動法を知る機会です。

 

7月9日(日)14時より

真夏に涼しいお寺の大広間で行ないます。

終了後は冷たいお蕎麦をどうぞ。

14:00~本堂でおつとめと法話

14:15~太極拳体験

15:15~お蕎麦会

 

講師  土田香里さん

対象  60歳以上の方を中心に

参加費 500円

申込み 事前にお電話下さい。

奮ってのご参加をお待ち申し上げます。

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講師の土田さんとは、お寺でのヨガを通じて知り合い、

このたび、お寺で太極拳の体験企画が実現しました。

保育園

先日のこと。

小学校の運動会を控えた長女と、短距離走の練習を近所の山付近の

車通りのない道路で行なっていました。

 

一台の車が坂を上がってきて近くに止まり、3人の女性が降りてきました。

 

「こんにちは、〇〇ちゃんのお父さん。ここで何されてるんですか。」

 

下の娘が通っている保育園の先生方でした。

こんな三沢の山まで何の御用だろう・・・。

 

私が答え、同じ質問を返すと、先生から意外な質問が返ってきました。

 

「虫がいる所を探してるんです。お父さん、この辺りでどこか知ってますか。」

 

虫!?

 

例えば、どんな虫ですか?

 

「ヤゴとかイモリとかコウイムシとか。」

 

これまた意外な返事。コウイムシなんて、知っている人いるのかな・・・。

とにかく、先生達は保育園のこども達を連れて虫探しをしたいようです。

 

 

先生が求めている虫はいないと思うけど、近くに川が流れていることを伝えると、

山道へと入っていかれました。

 

 

その時刻は午後6時を過ぎていました。

 

こども達が降園したあとから、先生達はこうやってこども達の学習のために

下見にも時間を割いていることを知りました。

こども達の楽しみのため、好奇心を満たすため、心身成長のため、

そして安全のため、念入りに出掛け先の事前確認をしているのです。

先生方には、日々このようなご苦労もあったのだと感心させられました。

 

 

虫が見つからなかったようで、そこから少し離れた別の場所も案内しました。

女性には抵抗があると思えるような場所も平気で入って行かれます。

なにより、先生自身が探検を楽しんでいるようにも見えました。

 

もう外は暗くなり始めています。

こども達のために、私達の知らないところでも体を張る先生のご苦労を知り、

あらためて、毎日こどもを預かっていただいていることの有難みを感じました。

 

 

こどもが家に帰り夜眠る時間を差し引けば、こどもは親よりも保育園で先生方と

過ごす時間の方が長いのです。

こどもの成長を感じるのは、先生のお陰、その影響が大きいのでしょう。

 

私達は保育園にこどもを預けているだけではなく、

先生方に心と体そして思考力を育てていただいていることを忘れてはなりません。

私の娘は、そんな先生方のおかげでたくましく成長しております。

 

 

その後、こども達はお出掛け先でヤゴを68匹捕まえ、園内で飼っているそうです。

保育園から片道3キロ離れた川岸駅の近くで捕まえたとのこと。

長い距離を一緒に歩くこと、小さな命の観察、どれも素晴らしいことです。

 

家に帰った娘が、その日の保育園での発見や気付きを話してくれます。

親はそれを聞いていて、こどもが微笑ましく幸せを感じるものです。

先生方の毎日の子育てに感謝いたします。

                               合掌

2023年6月の「言葉の力」

通うところに道が出来る

   信心の道
   信用の道
   継続は道づくりなり

月別一覧

今月の「言葉の力」

通うところに道が出来る

   信心の道
   信用の道
   継続は道づくりなり

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行
ととのう写経体験
癒しのおてらヨガ

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和5年 2023年 一周忌
令和4年 2022年 三回忌
平成30年 2018年 七回忌
平成24年 2012年 十三回忌
平成20年 2008年 十七回忌
平成14年 2002年 二十三回忌
平成10年 1998年 二十七回忌
平成4年 1992年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成13年生
    (前厄)
  • 25
    平成12年生
    (本厄)
  • 26
    平成11年生
    (後厄)
  • 41
    昭和59年生
    (前厄)
  • 42
    昭和58年生
    (本厄)
  • 43
    昭和57年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成19年生
    (前厄)
  • 19
    平成18年生
    (本厄)
  • 20
    平成17年生
    (後厄)
  • 32
    平成 5年生
    (前厄)
  • 33
    平成 4年生
    (本厄)
  • 34
    平成 3年生
    (後厄)
  • 36
    平成元年生
    (前厄)
  • 37
    昭和63年生
    (本厄)
  • 38
    昭和62年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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