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寺の歴史

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写真は当山御本尊阿弥陀如来像の以前の台座と光背です。

ともに令和元年に一新されております。

 

現在、諏訪神仏プロジェクト(令和3年~5年)の一貫で、PJ参加寺院の仏像等の

一斉調査がすすめられており、このたび当山のご本尊様も調査をしていただきました。

有識者の見識によると、こちらの台座はもとは阿弥陀如来像のものではなく、

地蔵菩薩像の台座であっただろうとのことでした。

また、制作期は江戸時代だそうです。

(当山阿弥陀如来像は室町時代中期の作として伝わる)

 

約300年前、江戸時代に聖地堂窪で起こった伽藍全焼火災の際、

阿弥陀如来像はその難を逃れ、寺の法灯は現在にまで守られております。

ひとつの推測からすると、その際、すでに台座と光背は焼失していたのかもしれません。

そして現在地に聖域を移してから、写真の台座に安置して祀られていたことになります。

 

令和元年に本堂ご本尊脇に新たに造立奉安された金剛界大日如来像。

あわせて進められた本尊阿弥陀如来像の修復事業は、その時の仏師により、

台座光背が当山の阿弥陀如来像とは別のものと指摘を受けたことに始まります。

 

 

また、観音堂に厄除聖観世音菩薩(伝・鎌倉時代作)として伝わるご尊像ですが、

実は「如来像」の造形をしておられます。

当山観音堂の由縁は一体何なのでしょう。

過去の災禍から守られ、寺の歴史を紐解ける資料はもう存在しないのでしょうか。

 

歴史に触れることは面白いですね。地蔵菩薩の存在も気になったりします。

当山は寺の由来や有する仏像群等、確かな資料が残っておらず史実に触れることが

できないものが多いです。

これから先の時代に向けては、やがて今を振り返る時が来たときのために、

その人たちのために形に残せるものは残さなくてはならないと感じました。

                                  合掌

本尊阿弥陀如来

現在の御本尊阿弥陀如来像(伝・室町時代中期の作)

※一説には平安時代後期の作との見方もあるようで、史実であるなら驚くべきことです。

12月日曜仏教会のご案内-終了しました

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年納めのつどい~開運だるまづくり~

調布市深大寺のだるま専門店で作られる、着物などに使われた「布」を纏った

様々な模様のだるま達、その名を「ちょう布だるま」。

今回の日曜仏教会はだるまづくり。すべて異なる模様のだるまの中から一体を選び、

自由にお好きな顔を描き入れて縁を結び、背中に願いごとを貼って、自分だけの

ちょう布だるまを仕上げます。

新年にむけた「開運だるま作り」と「だるま加持」を致します。

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12月12日(日) 14時より

参加費500円 

定員25名 (事前予約制)

年最後の日曜仏教会です。忘年会として皆さんと楽しく過ごしたいと思います。

※お顔はアクリル絵の具で描きます。

豊かな時代に

今年の春、九州長崎から一人の女子大生がお寺に来られました。

このホームページを見て、当山に興味をもって下さったそうです。

お寺ばかりではなく、様々なことに関心が高く、熱心に学ばれている学生さんでした。

 

こんな質問がありました。

「いま、お寺離れなどと言われてますが、どのように考えてますか。」

 

ひと言、事実だけどすべてがそうではない、とお答えしたことを覚えています。

 

この問題はとても複雑で、ケースも都市部、地方と様々あろうかと思いますが、

それを承知しているうえで、自分の考えを少しほど下記に述べます。

 

まず、寺離れの原因はひとつではなく、目に見えること見えないこと、

大なり小なりいくつもの因果や背景が複雑に関わっています。

そのなかのひとつとして「時代の豊かさ」から生じた精神面があげられます。

 

どういうことか。

豊かな今の時代には、溢れるほどの情報量とともに選択肢や答えも豊富に多岐にわたり、

家族のかたちや生活様式も様々、幸せの選択は「自己解決」によって導き出すことを

私たちは精神的に迫られていると感じます。

ひと言で表現すると、人に頼れない、甘えられない時代。

地域社会の環境変化に伴い、お寺と檀家のつながりは希薄化してきました。

「豊かな社会」が前提にあれば、満たされない「心の面」には自ずと蓋をしてしまう。

宗教に人のつながりや拠りどころを求めるのもどこか違うと感じてしまう。

 

このような時代にお寺はどのようなスタンスであるべきか。

本音を声に出しにくい時代。顔で笑い心が泣いているような時代。

寄り添い頼れる存在として、人様の声に耳を傾けようとそこにあるのか。

寺も僧侶も近寄り難く、余計な関わりは持ちたくないと思われているのではないか。

 

先日、お檀家様とお話していて聞いたことですが、

その方が知人をお寺のおまいりに誘おうとすると

「私はまだ早い」

とお応えになったそうです。

その知人の方のお歳を聞くと70才。

昔のお寺は50代から関わる方が大勢いらっしゃったそうです。

随分とお寺は変わりました。

 

すべてが同じではありませんが、今はお寺に対して葬儀や法事にだけ関わる所

という見方がとても多く、さらに目に見えぬ敷居の高さがあるのだと感じています。

しかし、本来仏教が「生きるための教え」としていまに伝わるものであるならば、

お寺は年齢関係なくどなたにも開かれ、法事ごとに限らず人が行き交える場所であり、

コミュニティであることが理想です。

人が生き生きと通い喜び、向き合える魅力や価値がここにないのであれば、

それは「寺や僧侶の在り方に問題がある」と私は受けとめています。

 

時代は目まぐるしく変わり、価値観が多様化の一途を辿るなか、

寺と僧侶には大変大きな課題が突きつけられています。

 

 

さて、この話に関連してのことです。

つい最近のことですが、私の携帯に近い世代の男性から連絡がありました。

「最近、迷っていることが多い。お寺で一緒にお経を唱えたい。」

 

私はその日のうちに来るように伝え、本堂でお経を唱えました。

そして偶然にもその日は、初めて夜の写経、キャンドル写経が行われる予定だったので、

一緒に写経をしていくように勧めました。

悩みごとをゆっくり聴くことは出来ませんでしたが、灯明の灯りのみで行う古式の写経に

身を預け、真摯に取り組んでくれました。

この機会が少しでも迷いを払う力になれたのなら良いのですが。

 

人は、人の上に立ち責任が大きくなるほど、他人に弱みを見せられなくなるものです。

その人も上の立場にあることから、私はなんて謙虚な人なのだろうと感じました。

彼は自分自身のことをメンタルが弱いと謙遜してましたが、

私は、メンタルが強いからこそ他人に正直になれるものだと、

心のなかでそう思ったのです。

 

豊かな時代であることと、心の強さ豊かさは決してイコールではありません。

いつだって誰かに頼りたくなるものです。

世代の壁を払い、寛容に人がつながり寄り添える環境が必要だと思います。

弱みを見せられない、見られたくない時代にも、昔も今も神仏は変わりなく

人の心の声を聴いて下さっています。

大丈夫、大丈夫と。

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仏さまのもとには、心身健康な人にはそのままで足を運んで向き合い励んでもらい、

もしも迷いが生じ頼りたい時には、ここに壁がなくいつでも駆け込んでもらえるように、

お寺とは、いつの時代もそうありたいものです。

同時に私も弱みだらけの僧侶であることを知ってもらわなくはなりません。

                                  合掌

晦日キャンドル写経(毎月)

【古式の写経】

毎月の末日には、寺の僧侶が夜6時15分から本堂でお経をお唱えします。

その後、ご本尊の灯明から明かりを採り、客殿和室に移し全ての灯明を灯します。

この部屋が夜の写経道場となり、お香を焚いて写経参加者を迎え入れます。

 

夜7時前にはこちらに参加者が入ってまいります。

体を塗香で清め、洒水加持を致したあとは、少しご法話をさせていただきます。

その後、菩薩の誓願「五大願」を皆さん一緒にお唱えして、いよいよ写経を進めます。

内容は般若理趣経の百字偈。文字数は100字。所要時間平均は30分程です。

 

お香の焚かれた部屋は灯明の灯りのみ。

ひとつひとつの作法をわかりやすく進め、非日常空間での古式写経に身を落ち着けます。

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古式で取り組むキャンドル写経は、ひと月に溜まった心の垢を落とすひとときです。

灯明の温かな灯りは心と体を癒し、優しい気持ちにさせてくれます。

余計な感情を翌月に持ち込まないよう、この道場に置いていけるとよいですね。

 

皆さんが心を込めて書き上げた写経は、この夜に灯された「心の灯り」です。

お帰りの際に写経を本堂のご本尊様のもとへ納め、一灯をお返しすることにもなります。

本堂でお線香をあげ、ひと月を締めくくる「晦日まいり」は終了します。

非日常から日常へ、安心と幸福感を持ち帰ってもらうことが願いです。

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晦日のキャンドル写経

毎月末日 夜7時より 定員10名

参加無料

毎月申込み制 (大晦日はお休み)

身心の落ち着きを求めているときなど、ぜひご連絡のうえご来寺下さい。

持ち物は不要ですが、ご自分の筆、硯などお持ち頂いても結構です。

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信濃毎日新聞(令和3年12月2日掲載)

2021年11月の「言葉の力」

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三毒に染まれば苦海に沈む
仏法の船に乗るならば
きっとこの海を渡るだろう

月別一覧

今月の「言葉の力」

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三毒に染まれば苦海に沈む
仏法の船に乗るならば
きっとこの海を渡るだろう

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和3年 2021年 一周忌
令和2年 2020年 三回忌
平成28年 2016年 七回忌
平成22年 2010年 十三回忌
平成18年 2006年 十七回忌
平成12年 2000年 二十三回忌
平成8年 1996年 二十七回忌
平成2年 1990年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成11年生
    (前厄)
  • 25
    平成10年生
    (本厄)
  • 26
    平成9年生
    (後厄)
  • 41
    昭和57年生
    (前厄)
  • 42
    昭和56年生
    (本厄)
  • 43
    昭和55年生
    (後厄)
  • 60
    昭和38年生
    (前厄)
  • 61
    昭和37年生
    (本厄)
  • 62
    昭和36年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成17年生
    (前厄)
  • 19
    平成16年生
    (本厄)
  • 20
    平成15年生
    (後厄)
  • 32
    平成 3年生
    (前厄)
  • 33
    平成 2年生
    (本厄)
  • 34
    平成 1年生
    (後厄)
  • 36
    昭和62年生
    (前厄)
  • 37
    昭和61年生
    (本厄)
  • 38
    昭和60年生
    (後厄)
  • 60
    昭和38年生
    (前厄)
  • 61
    昭和37年生
    (本厄)
  • 62
    昭和36年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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