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9月日曜仏教会のご案内-終了しました

このたびの日曜仏教会は秋彼岸境内清掃。

9名の方がご協力下さいました。

日頃手の届いていない場所に分かれて作業し、驚くほど綺麗にしていただきました。

人様に集っていただけることの有難さをしみじみと感じ、また、お寺を守っていくうえでの

マンパワーの大切さを痛感している次第です。

作業のあとは、有志の方よりかけ蕎麦を振る舞っていただきまして、

皆さんと美味しく頂戴いたしました。

菩提寺を綺麗にすることに関心をもっていただき、本当にありがとうございました。

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秋彼岸境内清掃

9月17日(日)午後2時~3時

14時より 本堂にて読経・法話

14時15分より境内に出て作業開始

 

皆さん、顔を合わせてお寺を綺麗にする時間を過ごしませんか。

秋のお彼岸、ご先祖様へのご供養の心とあわせ

皆さんの心身リフレッシュの機会ともなれば幸いです。

 

終了後は冷たいかけ蕎麦のお振る舞いがございます。

ぜひ召し上がって、お寺で一息ついてお帰り下さい。

 

お蕎麦の支度などのため、作業をご協力下さる方は、

事前にお寺までご連絡いただけると嬉しいです。

(☎0266-23-6156)

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爽やか甲子園

8月終盤ですが、まだまだ全国的に記録的暑さを観測する毎日。

諏訪地方も今年は雨が少なく、とても暑い日が続いた夏でしたが、

最近は吹く風に秋を感じるようにもなりました。

 

夏の檀務をひととおり終え、なかなか抜けなかった体の疲れが

やっと癒え始めたところです。

 

 

甲子園球場で行なわれている全国高校野球をテレビで観ました。

今年初めての高校野球観戦は、決勝戦の仙台育英対慶應。

何かと話題になっていた慶應高校野球部選手の姿を見て、これかぁと

思いました。

なんともその爽やかな印象。帽子を外すと長い髪が風にさらさらと揺れ、

しかも真夏の球場でプレーする選手の肌がやけに白いではないか。

新しいスタイルというメディアの表現にどこか納得しました。

 

 

実は、昔から長髪のチームは存在していましたが、各地区を勝ち進み、

全国舞台に出てくることがありませんでした。

なので、そのチームの校風やプレースタイルが注目されることがなかったのです。

 

 

確かなことは、見た目がどんな姿であっても、野球姿勢がどうであっても、

甲子園で全国の頂点まで昇りつめる選手には「力がある」ということです。

そこに不思議は存在しないように感じます。

 

もともと身につけていた力もあれば、甲子園での試合を勝ち抜くなかで

上積みされていく力の存在も大きいと思います。

 

 

私が興味があるのは、

どんな野球姿勢や経験をもって培った力なのかという部分です。

まず、常識の範囲内であれば、髪型はさほど関係ないと思います。

毎日の野球に取り組む姿勢はどうであったのか。

 

慶應高校のスローガンは「エンジョイベースボール」。

これは、ひと言でただ野球を楽しんでいるわけではないですよね。

それだけでは紙一重の勝負を勝ち抜き、全国の頂点まで行けないですから。

 

よく考えて日常生活を送る。

よく考えて練習する。

よく考えて自己管理する。

よく考えて言葉を使う。

よく考えて意見交換する。

よく考えて相手を知る。

よく考えて見方を知る。

よく考えて経験を分析する。

よく考えて楽しむ。

 

この考えてという部分。

つまり、自主的に研究努力する姿勢が身に付いていて、目的意識に加え、

その「人間性」の高さみたいなものに裏打ちされた野球とチーム力。

それによって重ねた自信こそが、グランドで見せる笑顔なのではないでしょうか。

日常生活のすべてに野球のプレーにつながる要素があることを理解して、

それをひたむきに取り組むことを楽しんだ高校生の姿だと思います。

 

ベンチだけでなく、応援席の卒業生も、人間性の高さを感じる

コメントやシーンがありましたよね。

 

 

相手の仙台育英高校の選手は試合終了後、慶應の選手に向けて

拍手を送っていましたが、あまり見ることのなかった美しい光景です。

これも指導のひとつであったと聞いています。

 

その指導が体現されたのが決勝の大舞台。

しかも、それに相応しい相手校であったと感じました。

敗れた仙台育英選手のコメントにもありましたよね。

 

負けたという気がせず、心から相手に拍手を送ることができたと。

勝敗を超えて、相手を讃えるって素晴らしいことです。

 

 

よく考えて・・・、というのを先に九つあげました。

私も高校野球生活を送りましたが、そのほとんどが出来ていなかったです。

部活動と指導の厳しさに翻弄され、よく考えて楽しむ境地には程遠かった。

 

 

人間性がいかに大切かを感じることができた、今年の高校野球決勝戦。

もちろん、それまでに敗れ去っていったチームにも素晴らしい人間性をもった

高校生がたくさんいたはずです。

 

高校を卒業しても、まだ18歳。

これから大いに活躍していくことでしょう。

いつか人生で辛い壁にあたった時に、高校野球で培った精神で乗り越える時も

やってくるでしょう。

 

 

高校野球界に時代の変化を顕著にみたことで、

いかに世の中の風潮が変わっているのかを知るきっかけとなりました。

甲子園は魔物も棲むが、人を磨かせてくれる聖地に違いないですね。

                                  合掌

おまいりの心

遥か昔の方が、このお寺を心の拠り所としてつどい、

皆で声を合わせてお経を唱えていた当時のことは、

今となっては、その様子を想像することしかできません。

 

お寺の参道には百万遍念仏供養塔があり、きっとこの地域の方には、

熱心に読経する習慣が根付いていたことは間違いないでしょう。

 

三沢の高道墓地には「大乗妙典一千部」と刻まれた石塔が建っています。

おそらく、日を定めてつどい観音経を唱え、それが一千回に達した記念のもの。

 

 

昔の方は、経本を持たずにお経をすらすら唱えられる方が多かったと聞きます。

それは身近に読経の習慣があったことの証でしょう。

 

 

先日の法事のこと。

お家のご高齢のおばあちゃんは認知症がすすみ、法事の間、

ずっと独り言のようなことを声に発していました。

何を伝えようとしゃべっているのか、読経中の私には察する余裕がありませんでしたが、

「早くそっちへ行きたい」

と仰られたことは、はっきりと言葉の意味を捉えることができました。

 

人生は苦なり。何事も思い通りにならないものだなぁ・・・。

愛別離苦を乗り越えた方が、様々をあきらめながら今を必死に生きておられる。

その心の声。

 

 

 

法事の最後、みんなでお念仏を唱えた時、一際大きな女性の念仏の

声が聞こえてきました。

 

声の主は、そのおばあちゃんでした。

 

供養とも祈りともとれる魂のこもった念仏の声。

 

私はその声を背中に受け、身震いしました。

 

 

お経は生きているうちに唱えるもの。

お経は生きているうちに聞くもの。

お経は生きているうちに書くもの。

 

 

 

8月10日。

年に一度巡る、観音菩薩の功徳日。

四万八千日観音という特別な結縁が得られる日。

 

その功徳は広大で、48,000日おまいりした功徳があるとされています。

人の年に換算すると130年。

その功徳は自分の一生ばかりでなく、先の世代にもつながるものです。

 

私たちの今の幸せは、過去の人たちのおまいり、祈りによる功徳を

いただいていると考えることができます。

昔の方々は、お石塔を見ればわかるように、必死にお経を唱え、

供養と祈りを重ねられたのですから。

 

 

このたび真福寺で行なわれた四万八千日観音は、

午後4時から写仏によって観音菩薩の御手を描き、観音堂に奉納しました。

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午後5時から、おまいりの方がつどって読経し、御祈願をいたしました。

この日はお一人おひとりが聖観音菩薩の御手とつながる五色の紐にふれて

ご縁を結び、心新た、日新たにする機会です。

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みなさんと一緒に唱えるお経、観音菩薩に手を合わせるお心は、

いまと未来を照らすものであってほしいと願います。

さらには、過去に叶うことなかった祈りにまで届くものであってほしい

とも思います。

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ひとりでは続けられないことも、皆と一緒なら続けられる気がします。

昔の方が寺につどい、多くの読経を重ね喜びをともにしてこられたように。

 

観音菩薩は様々に姿を変えているといいます。

仏さまは生きているうちに出会い、

その喜びは、生きているうちに知るものです。

                     合掌

 

 

毎年8月10日は午後5時から四万八千日観音まいり。

毎月18日は観音菩薩の月並みご縁日。

午前9時より、護摩修行と観音経の読経を奉修しております。

自由におまいりできますので、ぜひ当山の聖観音菩薩に会いにきて下さい。

2023年8月の「言葉の力」

凡事徹底

自分にとって大切なこと
それが些細な事だとしても
それがつまらぬ事であっても
日々徹底して勤めてみる
 
誰も真似できないほどに

月別一覧

今月の「言葉の力」

凡事徹底

自分にとって大切なこと
それが些細な事だとしても
それがつまらぬ事であっても
日々徹底して勤めてみる
 
誰も真似できないほどに

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行
ととのう写経体験
癒しのおてらヨガ

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和5年 2023年 一周忌
令和4年 2022年 三回忌
平成30年 2018年 七回忌
平成24年 2012年 十三回忌
平成20年 2008年 十七回忌
平成14年 2002年 二十三回忌
平成10年 1998年 二十七回忌
平成4年 1992年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成13年生
    (前厄)
  • 25
    平成12年生
    (本厄)
  • 26
    平成11年生
    (後厄)
  • 41
    昭和59年生
    (前厄)
  • 42
    昭和58年生
    (本厄)
  • 43
    昭和57年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成19年生
    (前厄)
  • 19
    平成18年生
    (本厄)
  • 20
    平成17年生
    (後厄)
  • 32
    平成 5年生
    (前厄)
  • 33
    平成 4年生
    (本厄)
  • 34
    平成 3年生
    (後厄)
  • 36
    平成元年生
    (前厄)
  • 37
    昭和63年生
    (本厄)
  • 38
    昭和62年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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