しだれ祭~お花見大マジックショー~
寺の枝垂れ桜の開花にあわせて、境内で毎年行われるお花見イベント。
今年はスマイリーフジさんをお招きしマジックショーを開催します。
春真っ盛りの寺の境内で楽しい時を過ごしおくつろぎ下さい。
オープニングには、青年僧侶による声明実演を行います。
どなでもご参加いただけます。ご近所お誘いあわせてお出かけ下さい。
※開始時間より少し早めにお越し下さい。
大マジックショー
日時 4月27日(日) 11時より
場所 真福寺境内 (雨天時:客殿)
出演 スマイリーフジ
(オープニング:声明実演『桜舞い 法が咲く』 中南信地区 青年僧侶)
入場 無料
春はすぐそこに
お檀家さまよりふきのとうを頂戴しました。
ありがとうございます。ふきのとうは大好きです。立ち寄った居酒屋などのおしながきでふきのとうの天ぷらが目に入ると真っ先に注文します。
お檀家さん曰く、もうあちらこちらに顔を出しているとのこと。
2月に降った大雪のせいで、春が遠く感じ、また最近まで会話の話題には大雪、雪掻きのことがあがっていました。
そのためか意識は冬のまま、春の足音にまったく気付かずにいたわけですね。
春はすぐそこまで来ていたのです。新しいシーズンに気持ちを切り替えなくては。
陽気のいい日は、こどもを連れて春探しに外を歩いてみたいと思います。
3月21日は春彼岸の写経体験会があり、参加のみなさんと般若心経の写経に勤めました。
また、この日は弘法大師のご命日にあたり、お大師様の軸を掛けてお勤めをしました。
みなさん、初写経が良い体験になったと言ってくださり、それぞれに実感をもってお帰りいただけたと思います。また、落ち着いてご供養のできた良い一日となりました。
4月を迎えることはひとつの大きな節目。
3月あとわずかですが、やり残しのないように勤めたいと思います。
合掌
3月22日 新着情報-報告- 更新しました。
3月27日 新着情報-行事告知- 更新しました。
ふきのとう
春彼岸写経体験会
春彼岸写経体験会
3月21日(春分の日)、14時より般若心経の写経体験会が行われ、写経に関心を持ち20名の方が参加されました。
うち半分以上は写経が初めての方であり、書き上がりの時間には40分~70分と個人差が生じました。
終了後、休息の茶席にて感想をお尋ねしたところ、多くの方は緊張して筆が思うように使えなかったという感想が多く、写経は難しいという印象が占めていました。ただただ素直になぞるだけという単純な作業なのですが、非日常的な空間に身を置き、大切な経文を前にして筆を手にとることで、やはり特別な意識を持ち力が入るのだと思います。
写経を初体験していただくことで、終了後のリラックス、心の凝りほぐしといった効果を期待していましたが、1時間の集中は多少の疲れとして残ってしまったかも…。これからこれから。きっと2回目は違いますよ。またチャレンジにお越し下さい。
それでも初めての方は口をそろえて、良い体験ができたと喜んで下さり、家でもう一度挑戦したいと何枚も写経用紙を持ってお帰りになられました。
写経を書く前には、お彼岸について触れ、ご先祖さま、心の中の今は亡き大切な人を想う機会ともなればとお話させていただきました。
大変だった初めての写経体験は、ご自分と向き合い、そしてお彼岸を想い、とても優しい供養になっているのだと思います。
4月~10月は毎月25日午前9時より般若心経の写経会が行われます。道具の用意はお寺でいたしております。遠慮なくお越し下さい。
おかげ-お彼岸を想うー
一週間ほど暖かい日が続き、境内の雪解けがすすみ土肌が見えてきました。
所々で春が探せそうなこの頃です。
今日は春彼岸の入りの日。
ご先祖さまのおられる彼岸は我々の此岸からは心の眼でしか見ることができません。
心が彼岸に向くことでしかつながることができないのです。
我々のいる此岸は、目で見て肌で触って耳で聞いて、と実感を頼りにした世界。目に映る物事が自分に都合の良いものであれば、おかげを忘れがちになるほど満足に浸り、都合が悪くなれば迷い、一転心苦しくなるものです。
心の中に宿るご先祖さまとも、慌ただしい日常では向き合うこともありません。
お彼岸の際は、一息ついて心を向けてご供養に出かけ、また少しの時間でもご自宅で手を合わせたいものです。
こちらから心を向けて彼岸と此岸をつなぐことで、ご先祖さまからのおかげが残されていることを感じることができるでしょう。
「暑さ寒さも彼岸まで」
日本で言われるこの言葉が、私にはとても優しく仏教的なものに感じます。
亡き人から今もそそがれる温かみ、おかげがきっとあるのだと。
この時期に咲く彼岸花…花言葉のひとつ
「また会う日を楽しみに」
合掌
3月21日(春分の日)は、14時より客殿で春彼岸写経体験会があります。法話と瞑想体験、そして般若心経の写経体験をしていただきます。また、弘法大師のご命日でもあります。是非ご供養にお出かけ下さい。
ご希望の方は前日までにご連絡下さい。道具は一式お寺で用意しております。詳しくは新着情報-行事告知-をご覧ください。
3月18日 新着情報-お知らせ- 更新しました。
彼岸花 お彼岸の時期になると、忘れないでとばかりに咲くような…
お檀家様へー檀徒報告会のお知らせー
今年度も残すところ10日ほど。
おかげさまで年間通して、ここまで滞りなく事業、運営、そして檀務が成されてきましたことに寺族より感謝申し上げます。
さて、今年も下記のとおり檀徒報告会を開催します。
お時間ご都合つけてご出席いただき、多くのご意見を頂戴いたしたく、またこの会が情報交換、懇親の場ともなれば幸いです。
記
【日時場所】 3月19日(水) 19時より 真福寺客殿
【内 容】
1、開会
2、法楽
3、総代会長挨拶
4、報告
①平成25年度事業報告
②平成25年度会計決算報告
③平成25年度会計監査報告
④平成26年度予算案
⑤役員交代と紹介
⑥その他
⑦意見拝聴
⑧役員退任者挨拶
5、住職挨拶
6、閉会
配布資料 平成25年度事業報告書・決算報告書
以上
まとまった力を
東日本大震災から3年が過ぎました。
被災の地において今も悲しみ苦しみ癒えることなく過ごす方々が大勢おられます。
一方、平和な暮らしの営みができている私たちがこの事実を顧みて、被災地に向けてできる支えとは何でしょうか。
3月11日、ご供養と祈りに勤めた朝のお勤めより一日を過ごし、テレビをつけるとわずかですが災害当時の様子が映し出され、主には現況を語る被災地の方々の声が複数の局で放送される中、個々レベルで「支援」について考えてみました。
自分に返った答えは、実りあることが何もできない自分を知ることでした。個々の弱さを感じ、情けなく懺悔の想いですが、これもまた現実です。
やはり実質的な復興の前進を図ろうとするならば、人はまとまり、同じベクトルを差し向けなくてはならないと強く感じます。
震災当時、多くのボランティアが被災地に足を運び、僧侶もその活動に加わり、また本来の職である供養と祈りにも勤めました。
まとまった力が多数集結し、その地で一層大きな力となり躍動しました。足を運べない人は、遠くからまとまった力を運ぶ手段を考え実行し、支援活動は重々帝網な姿となり、「絆」という言葉で表現されてきました。
しかし3年経った今、いまだに復興が実らず、1,000年に1度と言われる津波大災害がどれほどのものであったかを痛感させられるとともに、今後行政の力が誤ることなく行使されていくことを願うのです。
個人ができること。毎年この日を迎えた時には忘れず静かに考えたい。
被災地の方々が
何に泣き叫んだのか
何に怯え痛み悲しんだのか
何に苦しみ耐え忍んだのか
静かに考え、深く想像しなくてはならない。それが事実と異なったとしても。
それが「忘れない」ということに繋がり、再びまとまった力を発して被災地へ差し向けることへの原動力になる。
先日、諏訪で社会福祉協議会と諏訪圏青年会議所とが災害協定を締結した。
明日来るかも30年先かもわからない、まったく予測のつかない震災を主とした天災被害に対して円滑で強固な支援体制を実現させるためのもの。
過去に学び未来へ築くまとまった力の第一歩だ。
仕合わせ
先日、ある結婚式に出席しました。新郎友人がお祝いの言葉の中で中島みゆきさんの代表曲『糸』を歌ったのを聴き、それがとても心に染み、改めて良い歌だなと感じたのです。
糸
なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを 私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの 遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸はわたし
織りなす布はいつか誰かを
暖めうるかもしれない
縦の糸はあなた 横の糸はわたし
逢うべき糸に出逢えることを
人は『仕合わせ』と呼びます
しあわせには「幸せ」と「仕合わせ」の二通りがありますが、この詞では『仕合わせ』としています。偶然性の有難さを表現しているのですね。
糸と糸が交わった事実。綺麗に垂直で交わろうが複雑に交わろうが、これは縁です。
縁が広がり深まり、はじめて布となるんだよと歌詞の意味に含まれています。
この曲ではとても大切なことを含み歌っております。
それは、縦の糸も横の糸も、もともと様々な縁があってこそ、そこに向いて伸びてこれたということです。 「ふたつの物語」
良い縁、悪い縁、あるいは断たれた縁も含めてそこに伸びてきた糸(わたし)であり、同じく何処かから伸びてきた糸(あなた)と交わった時に、それが将来結ばれる吉縁であったのなら、過去のどんな縁にも感謝できる気がしますね。しあわせです。
世には苦い縁もあります。それをどう受けとめるかが自身にこれから生じる機縁です。
互いにどこを向き歩むのか。その道には新たな縁が芽生えます。明日へ織りなす布のように、これからを大切に生きることが求められているのだと感じます。
遥か昔より、終わりなき苦楽の縁あるいは絆というものを深めてこられた先人達の織りなした布の中に自分はいるのです。
縁と絆の字には、やはり「糸」があります。
合掌
追記
娘が4月末で3歳を迎えることもあり、張り切ってひな壇を飾りました。客殿に一週間程飾ってありますので、お寺にお立ち寄りになった際には、ご覧になってみてください。
寺庭
2014年3月の「言葉の力」
家族との絆
友との絆
内にある自分との絆
逢ったことのない人との絆
等しいことは
慈しみの心で
深まるということ
震災から3年
プロフェッショナル
3月1日 14時より、真福寺では新春恒例のお笑いイベントが開催されました。
10年目にあたる今年は「ものまねお笑いステージ」を企画し、東京よりものまね芸人をお招きしました。
雨の降る中でお越し下さった多くの皆さま、ありがとうございました!
ものまね芸人の筍さんと荒井りえさんは朝の9時半にはお寺に到着して、短めのリハーサル以外は大半を控室で過ごされました。
わりとのんびりと静かに過ごしておられ、こちらが時々部屋に伺い話しかけると大変気さくに言葉を返して下さりました。
芸人さんも音響照明スタッフさんも、印象としては「淡々としてる」って言葉が相応く、本番前とは感じさせないくらい時は静かに流れていきます。
ところがステージが始まったとたん、その豹変ぶりに驚かされてしまいました!!
うまく言えないですが、大げさにいうとオーラが放たれたって表現でしょうか。
ステージも間のトークは気さくそのものですが、控室のそれとはオーラが違うのですね。
芸人さんですから当然と言えば当然ですが…。
芸人さんがステージに懸けてきた想いや苦労というのは、私なんかとはまったく比較になりません。
お二人ともに若く私より年下。筍さんはまだ23歳。本番ステージの表の姿、控室の裏の姿、両面を見させてもらうことで学び得たと思います。
学ぶとは真似ること。学ぶと真似るは同じ語源と言われています。
ものまねは他人の型を自分のものとする芸です。日頃から人を良く観察し、学ぶ(真似ぶ)ことを欠かすことのできない芸です。
今日プロの芸人さんから学び得たことは、また明日よりの自分の糧となりそうです。
楽しい中で素敵な歌がたくさん聴けて、贅沢なイベントでありました。来年の企画もお楽しみに!
筍さん、荒井りえさん、今後も一層のご活躍を!!
3月1日 新着情報ー報告ー 更新しました。
コブクロ?
石原裕次郎?
中島みゆき 写真では伝えられませんが圧巻の歌声でした!
間近に観たものまねステージ
3月1日(土)13時半より、東京のものまね芸人によるステージが開催されました。
真福寺の新春恒例お笑いイベントは記念の10回目。昨年までは寄席を開催しておりましたが、今年は新たな企画をさせていただきました。
住職の挨拶の後、みなさんでご法楽をあげ、その後すぐにオン・ステージ!
読経直後のショータイムは会場の空気替えが大変だろうなとは思っていましたが、序盤はまさにその通り!
芸人さんは、その流れを半分疑いステージにあがるのを躊躇したらしいです。(笑)
筍さんと荒井りえさんにはいくつものネタを披露していただきましたが、まずその歌唱力に驚き!
サザン、石原裕次郎、ミスチル、コブクロ、チューブ、武田鉄也、福山雅治、中島みゆき、美空ひばり などなど
鳥肌ものでした。
お客さんは100名ほどお越し下さいましたが、皆さんが笑いを通り越して歌に聴き入ってしまい、芸人さんが困ってしまうことも。(笑)
お寺でものまね。ステージ背後には仏様の掛け軸やら霊場朱印の屏風やら梵字やら。芸人さんもこんなのは初めてで戸惑ったそうです。
写真のように異様な設営がなされた中、お二人は会場を盛り上げ素晴らしい歌声で名曲をお聴かせ下さり、何よりみなさんに笑顔になっていただくことができました。
感謝申し上げ、今後のお二人の活躍を応援したいと思います!
石原裕次郎?