月行事の再開
しばらく行事を休んでおりましたが、6月より月例行事を徐々に再開していきます。
新型コロナウィルス感染が収束に向かうためには、今後も気を緩められず、
安全対策には十分留意したうえで、ご来寺の皆様と過ごしたいと思います。
どうぞこれからの楽しみのひとつとしてお参りにお越し下さい。
合掌
毎月の行事(6月~)
◆1日 ついたち参り(朝まいり会) 午前6時半より
お勤め後に参拝者といただく朝粥は、7月から振る舞えるよう願ってます。
◆21日 写経会 午前9時より
毎月の行事(7月~)詳細は追ってお伝えします。
◆第1日曜日 日曜仏教会 午後2時より
◆25日 おてらヨガ 午後7時より ※申込み制・定員あり
心つなぐ
新型コロナウィルスの感染拡大により全国に緊急事態宣言が発令され、
人命を守るための活動自粛が徹底して続いております。
お寺も例外ではなく、予定の法事はキャンセルが相次ぎ行事も進んでおりませんが、
5月中はお寺で「毎日」写経ができるように準備を整えています。
今のお寺の環境を安全な場所として、且つ有意義な時間を過ごすための
居場所として考え提供しております。
写経は基本、午前午後ともに3名(ご相談下さい)まで承っております。
観音堂で写経奉納祈願のおつとめを済ませた後、大広間の写経道場でゆっくりと
お写経(般若心経か十善戒を選ぶ)をすすめていただきます。
納経後はお庭を眺めながらお茶を飲み、少々体を休めてもらい、
お家にお帰りいただきます。
ごく限られた時間ですが、ご来寺の方とお話を交わせるひとときを大切にしております。
毎日を家で過ごし、その時間を大変長く感じるようになってからというもの、
一日一日を同じものと捉えてしまうこともあるでしょう。
仏教が伝える諸行無常の教えからすれば、本来今日という日は唯一無二。
今日と同じ日は、過去にも未来にもひとつとしてないのです。
写経の功徳は、洗心し清々しい気持ちを持ち帰っていただくことにあります。
現在、日々多くの人がこの難局と戦い、耐え忍んでいます。
極めて苦しい状況に立たされている方が大勢いらっしゃいます。
かつて日常にあった「あたりまえ」は失われつつあります。
様子はこの数カ月のうちに一変しました。
一方ではつながりを頼りとして支え合い、多くのありがとうの声が聞こえ、
一方では、他人を許せなくなり、非難の言葉が聞こえてきます。
この先益々、善悪ともに人間「らしさ」が露呈するでしょう。
人間らしさには「祈り」があります。
皆さんのお写経には興味や楽しむ心に加え、祈りがこもっていることを感じます。
この写経の時間を心の励みとし、祈りをつないでほしいとも願っております。
合掌
一心祈願疫病退散~娘と描いたアマビエ~
2020年5月の「言葉の力」
不振に学ぶからこそ
変化が起き成長につながる
いまの難局を乗り越えよう