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観月会のご案内ー終了しました

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9月24日(月)

午後6時より  客殿にて

参加 無料 どなたもご参加いただけます

 

お抹茶、茶菓子の接待がございます。

言葉の力~百聞は一見に如かず~

お釈迦さまがお生まれになり、やがて修行を重ねた後に仏法を広め、

その生涯の最期を迎えたインドの国。

仏教発祥、お釈迦さまの聖地を未だ見ていない僧侶は多くいます。

私もその一人。

お檀家さまには、ご法事や寺の行事などいただいた機会において、

お釈迦さまが伝えたことやその生涯について触れます。

寺子屋にこどもが集えば、お釈迦さまの教えを頼りとした徳育環境を志し、

今後に大切と思えることを伝えます。

 

『如是我聞~私はこのように聞きました~』と。

 

しかしながら、自身、お釈迦さまの居られたインドの地を訪れたことがありません。

仏弟子ですから、その聖地を旅して信仰の時をこの目で観て、

実際にその国の風光に触れて感じ得たことのひとつやふたつがあってもいい。

 

すべては周りの人の実体験を教えていただいたり、

聞いた話を頼りにしているのが現状です。

 

百聞は一見に及ばないといいます。

一度でもいいので、若いうちに行っておきたい国です。

 

『百聞は一見に如かず』という先人からの言葉には、

その後に創られた続きがあるようですね。

 

百聞は一見に如かず

百見は一考に如かず

百考は一行に如かず

百行は一果に如かず

百果は一幸に如かず

百幸は一皇に如かず

 

聞くだけでなく、実際にみてないとわからない

見るだけでなく、考えないと意味をなさない

考えるだけでなく、行動しないと価値をなさない

行動するだけでなく、成果を生まないと評価できない

成果を上げるだけでなく、それが喜びや幸せに繋がってほしい

自分だけではなく、周囲の幸せを考えることが大切

 

ふと、これは身近にある仏教の教えに含まれるものだと気づきました。

この言葉たちは、最後に百幸は一皇に如かずと、

人様のために努めなさいと伝え締めくくります。

仏教が説く『抜苦与楽』の姿です。

 

そのスケールの大小は問わず計らず、

まずはどなたも興味や志に逆らわず、実際に見ることから始めてみたいものです。

                              合掌

お盆を終え

7月から、暑い暑い、格別に暑い、雨もまったく降らん、

今年はどうしたことだと言い続けた諏訪の夏。

お盆を終える頃にやっと雨が降り、その雨は秋の気配をもたらしました。

朝晩、急に肌寒さを感じるようになりました。

 

夏の風物詩とされる諏訪湖の花火大会、岡谷の灯篭流し。

雨模様ではありましたが、例年のごとく行われました。

家の前では先祖の送り火を焚く人の姿を見かけました。

お墓に行けば塔婆をもってお参りするご家族を見かけました。

お盆が過ぎ、ひと夏の終わりを迎えます。

 

この夏がご新盆であった方々と多くお会いしました。

ご新盆といっても、その様子はさまざまであります。

故人の生前のそれぞれ、

迎えた最期のそれぞれ、

葬送の在り方、

周囲の模様、

時間の経過のもたらす変化、

供養の心、気持ちのそれぞれ。

 

葬儀ひとつ、ご法事ひとつ、新盆の御霊の供養ひとつ、

どれもそれぞれであり、同じものはひとつとしてないと感じます。

 

命のカタチとは、喜びに始まり悲しみに終わる、そんなシンプルなものではないことは、

多くの人が感じていることでしょう。

縁を知り、日常には楽しみを求め、一方に苦しみや痛みがあり、

憎しみや怒りもあり、また心を動かされて流す涙があり、

そのような感情の数々に触れて命のカタチがはっきりしてくるのだと思います。

ご縁深き方は亡き人の命のカタチを知っているからこそ、供養の姿は様々になるのです。

 

何処からやってきた命なのか、生老病死の先にどこに行く命なのか。

これからどなたも体験することです。

この世に人として生を受けるは尊いこと。

命が結んだこの世の縁も尊いこと。

ご縁の方によるご供養はとても有り難く大切なことと感じております。

 

私たちの盂蘭盆の営みには、自分の知る人の御霊の他に、

会ったこともない供養のなされていない無縁の御霊にも

供養を差し向けよという教えがあります。

それが功徳として有縁無縁の御霊、さらにはこれからを生きる者にも広がるということ。

 

このことは、愛別離苦の悲しみを体験し知る人だからこそ成せると思うのです。

悲しみに時間が重なり、いつか慈悲の心をもたらしてくれる。

供養をするとはそういうものであると信じています。

 

8月18日(土)19時より、お寺の本堂では恒例の夕涼みコンサートが行われ、

懐かしの曲の数々を聴きながら癒しのひとときを過ごしました。

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耳を澄ませば虫たちの鳴き声が聞こえ、辺りはこれから秋に移り変わります。

                             合掌

ご用心下さい。

今年の諏訪の夏は雨がほとんど降らず、毎日暑い日照り続き。

外での仕事がはかどるのは、まだ幾分か涼しい早朝の短い時間。

 

朝、墓地に出掛けると、石塔の掃除、周囲の草取りをしている檀家様をお見かけします。

先祖を祀る場を綺麗に整え、いよいよお盆を迎える支度ですね。

お檀家様の供養のお心が表れる姿に、こちらも和まされます。

 

 

お寺の境内は、7月の下旬から早くも百日紅が開花。

季節の花の便りと思い、写真に収めております。

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さて、境内の季節の便りと思い、美しいものに目を向けておりましたが、

周囲を見渡せば良い知らせばかりではありません。

先日、施餓鬼法要があった日の午後、供養塔婆を受け取りに来られた檀家様が、

この境内で蜂に顔を刺されたと聞きました。

 

住職、総代様がさっそく辺りを調べても蜂の巣はなかったそうです。

 

 

ある朝、鐘を撞いていると山門付近に蜂が飛ぶ姿を見かけました。

蜂の巣があるのかと近寄ってみましたが、蜂とともに見当たりません。

次の日、同じく朝鐘を撞いていると、やはり蜂が山門の屋根あたりで飛んでいます。

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もしかして山門の屋根の中に巣があるのではと思い、近くで観察することにしました。

 

しばらくすると、どこからか飛来した蜂が屋根の中に入っていったのです。

そのまま様子を見ていると、今度は蜂がこの中から飛び去っていく姿を捉え、

ここにスズメバチの巣ができているだろうことを知りました。

 

この山門を多くの方が通ります。

安全管理の点からして、蜂に刺されてしまったお檀家様には申し訳なく思います。

これから駆除作業が行われます。

周囲を飛ぶ蜂にご用心下さい。

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もう一点。

墓地の石塔ですが、この時期、線香を供えるところに蜂が巣を作ります。

この場所は蜂にとって好都合なのでしょう。

石塔の線香入れは目線よりも低い位置に作られています。

手を入れた時にチクッと痛み、そこに巣があることを知るケースは少なくありません。

お墓の掃除、お参りの際には気にしておいて下さい。

 

お盆がやってまいります。

と、同時に・・・みなさまご用心下さい。

                  合掌

2018年8月の「言葉の力」

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  ~敬意~
大事にしようと両手で受ける
心静かに手を合わせる
穏やかに盆を迎えましょう

月別一覧

今月の「言葉の力」

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  ~敬意~
大事にしようと両手で受ける
心静かに手を合わせる
穏やかに盆を迎えましょう

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行
ととのう写経体験
癒しのおてらヨガ

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和5年 2023年 一周忌
令和4年 2022年 三回忌
平成30年 2018年 七回忌
平成24年 2012年 十三回忌
平成20年 2008年 十七回忌
平成14年 2002年 二十三回忌
平成10年 1998年 二十七回忌
平成4年 1992年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成13年生
    (前厄)
  • 25
    平成12年生
    (本厄)
  • 26
    平成11年生
    (後厄)
  • 41
    昭和59年生
    (前厄)
  • 42
    昭和58年生
    (本厄)
  • 43
    昭和57年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成19年生
    (前厄)
  • 19
    平成18年生
    (本厄)
  • 20
    平成17年生
    (後厄)
  • 32
    平成 5年生
    (前厄)
  • 33
    平成 4年生
    (本厄)
  • 34
    平成 3年生
    (後厄)
  • 36
    平成元年生
    (前厄)
  • 37
    昭和63年生
    (本厄)
  • 38
    昭和62年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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