秋恒例のもちつき
秋季行事として恒例となりました、報恩感謝のつどい報恩講。
どなたでもご参加いただけますので、お誘い合わせてお越し下さい。
日時 11月3日(火・祝) 10時半~12時
場所 真福寺境内
参加費 無料
ー写仏のつどいー
同日朝9時からは、昨年に引きつづき写仏のつどいを開催します。
今年の守り本尊を描き奉納いたします。
初心の方はもちろん、どなたでも気軽に体験いただきたいと思います。
道具一式はお寺で用意しますので、持ち物不要です。
ご自分の筆などお使いになりたい方は持参下さい。
真福寺の報恩講は、京都本山智積院において興教大師への報恩謝徳のため行われる
冬報恩講とは少々違った位置づけで開催しております。
健康感謝、収穫感謝、そして年末にむけての諸祈願などをしていただき、
ついたおもちを丁寧に丸めて餡子などをつけ仏さまに奉納してします。
参加者も美味しくいただき、一層の健康、家内や職場の安全を願います。
ーもちつきとみんなで協力するおもち作りの様子ー
ー9時からの写仏のつどいの様子ー
この他に10分程の時間で体験できる「20文字写経」もご用意しております。
秋の境内の様子もご覧いただきながら、くつろぎの時間をお過ごしください。
お待ちいたしております。
小松秀徳総代の絵画展
真福寺の檀徒総代であられます小松秀徳さんの絵画展に行ってまいりました。
絵画展のタイトルに、「絵を描き続けて65年の轍」とあるように、
入口には小松さんが小学校5年生当時に描いた作品が展示され、
そこから先はまるで65年の絵画人生が展開していくようでした。
昨年、真言宗智山派長野南部北部青年会の僧侶が、篠ノ井の長谷寺につどい
被災地復興ならびに諸願成就を祈願すべく厳修した柴燈護摩法要ー火渡りーの
様子も大変大きなキャンパスに、豪快に描かれておりました。
それぞれの絵に描かれる人物は、顔の表情が力強く描かれているのもあれば、
表情が薄いもの、中には目鼻など顔の中身がまったく描かれないものもありました。
しかし表情なくとも、不思議とその感情がこちらに伝わってくる。
そんな印象を受けました。
「五穀豊穣」というタイトルの絵がいくつもありました。
多くは祈りの姿。
小松さんが言っておりました。
『見たままではなく 何を祈っているのか その内面を表現したかった』
小松さん、これからも素晴らしい絵を描き続けて下さいね。
ありがとうございました。
合掌
報恩講ー奉納もちつきと写仏体験ー
恒例となりました秋の行事、報恩感謝のつどい「報恩講」を開催します。
今年も秋空の下、奉納もちつきを行います。
つきたてのお餅を仏さまに奉納し、みんなで美味しくいただいて、
年末に向けて家内や職場の安全、健康を祈念いたしましょう。
ついたお餅をまるめて、餡子やきなこを付ける作業も、みんなで
楽しく行いますので、ご参加をよろしくお願いします。
日 時 11月3日(火・祝) 10時半~12時
場 所 真福寺境内 (雨天決行)
参加費 無料 どなたさまでもご参加いただけます。
◆写仏体験◆
ー写仏のつどいー
報恩講同日 朝9時より1時間程度
早めにお寺に来て、一緒に写仏をしませんか。
持ち物不要。
初心の方も安心してお越しください。
御嶽山噴火災害物故者供養
10月1日、真言宗智山派長野南部北部青年会僧侶は、御嶽山7合目
(高度2200m)にある献花所にて物故者の一周忌供養法要を厳修しました。
この日は大変に雨風強く、前方の視界は深い霧によって閉ざされ御嶽山頂を
望むことはできませんでした。灯明を灯すことも香を焚くこともできませんでした。
供養に必要とされる、心の声(音)を観じようと努める行為、「共感」という行為。
実はそう容易くできることではないと思っています。
ニュースや新聞で、ある出来事を知っても、想像をするに留まってしまう。
この場所はとにかく寒かった。
強い風で雨が入りこみ法衣はぐっしょりと濡れ、寒さに震えてお経をあげていると、
この山の頂で犠牲となった方々は、もっともっと寒かったはずだと実感できました。
そればかりではない。ひどく負傷した体で動けず、連絡も途絶え夜となれば、
どれほどの恐怖と苦しみであったんだとろうと考えました。
犠牲者の無念の声に、ほんの数センチ歩み寄れた気がしました。
私たち青年僧の行為が、ほんの少しでも供養となってくれれば。
合掌
2015年10月の「言葉の力」
出来ない理由を探すのではなく
出来る理由を考えよう