シニア大学皆様の非日常体験
このたび、長野県シニア大学第35期同期会の皆様がご来寺になり、
写経と念珠繰り(ぐり)を体験されました。
玉の数540個の大念珠を念仏を唱えながら回す念珠繰り
本堂で行った念珠繰り祈願では、ご自分のこと、自分以外のことに想いを馳せ、
願いを込めお念仏を唱えながら、木魚の音に合わせて大きな念珠を回しました。
客殿で行った写経では、理趣経百字の偈のお写経を体験しました。
私は驚いたのですが、ほぼ全員がお写経初体験でした。
皆さん、非日常において緊張のひとときをお過ごしになりましたが、
同時にどこか心地良さも感じていただけたのではないでしょうか。
ひと通りの体験を終えると時刻はお昼の12時前。
その後はほっと一息、客殿でランチを楽しまれました。
たくさんの笑い声が聞こえ、こちらも嬉しくなります。
最期にスタッフの方が御礼を述べられる際、お言葉に添えて
このような句を詠んで下さいました。
『梅雨入りて ため息ひとつ 写経かな』
現役を過ぎたあとも、一緒に学び励み、語り合える仲間がいる。
そんな皆さんのご様子を、私はとても羨ましく思いました。
皆さんにとって、有意義なお寺体験となったのであれば幸いです。
合掌
追伸
この日記をご覧のみなさま、お寺で体験してみたいことはないですか?
日常を少しばかり離れ、お寺で過ごしてみたくないですか。
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