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寺族日記

迎春 午の年

あけましておめでとうございます。

大晦日、多くのみなさまのお参りがございました。ゆく年くる年、その節目に心を込めて手を合わせ、除夜の鐘の音が響き続けました。

 年明けの日光を浴び、平常心を保ちつつもやはり「スタート=白紙」という「発心」を迫られている気持ちがございます。

 発心。自分を動かす源。

 

   さて、今年は午の年ですね。

 「午」は、子月から丑月、寅月と続き、一年を十二等分(十二支)にしたときに子月の対極に位置する午月。冬至を含む子月から陽気に転じ、夏至を含む巳月に陽気が最大に達し、つまり午月は一年に例えると、満ちた陽気の中にも、これより陰気に入る分岐点となります。

 一日の中にも切り替えの部分があり、12時を正午としてその前を午前、その後を午後としており、やはり「午」の字で表します。

 太陽や月の廻りなどから、人は切り替え時を設定してきました。一日、ひと月、そして一年。日々心の動きを最小限に保ち、平常心を極めた達観した方であればこの限りではありませんが、大抵の方はこの「節目」を意識せずにはいられません。特に今年は分岐点の「午」の年とあればなおさらでしょう。

とはいえ、あまり切り替えというものを強く意識せず、毎日を丁寧に過ごし、一日を反省し、自らをよく観察しながら時を重ねたいものです。

草食動物の一種である馬は身を守る角や牙がないので、敵を察知する能力が発達しています。両目による視野は350度と大変に広く、さらに夜間も視力で捉えることができるそうです。一方、人から家畜として飼われた馬は、荷物を運ぶなど貴重な労働力となりました。人間の生活に欠かせなかった馬はとても大切にされ愛情を注がれました。そして大切にしてくれた人の顔はけして忘れることはないそうです。

これに習い、自身が「陽あたる時も闇ある時も」浮つかず沈まずよく観察し、よく勤め、落ち着いた一年にしたいと思います。

年始恒例、1月5日(日)10時より観音堂における新春厄除聖観音護摩法要、みなさんのご参拝お待ちいたしております。(詳細-新着情報)

迎春

 

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1月5日の護摩法要では、台所守護の神、三宝荒神を加持祈祷してご用意しております。お求め下さい。

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今月の「言葉の力」

仏法に照らして塵埃を払う

  ~掃除には~
汚れの認識に足る明るさと
汚れを観る眼と心が必要

言葉の力一覧

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法事・年忌法要早見表

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平成21年 2009年 十七回忌
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平成11年 1999年 二十七回忌
平成5年 1993年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成14年生
    (前厄)
  • 25
    平成13年生
    (本厄)
  • 26
    平成12年生
    (後厄)
  • 41
    昭和60年生
    (前厄)
  • 42
    昭和59年生
    (本厄)
  • 43
    昭和58年生
    (後厄)
  • 60
    昭和41年生
    (前厄)
  • 61
    昭和40年生
    (本厄)
  • 62
    昭和39年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成20年生
    (前厄)
  • 19
    平成19年生
    (本厄)
  • 20
    平成18年生
    (後厄)
  • 32
    平成 6年生
    (前厄)
  • 33
    平成 5年生
    (本厄)
  • 34
    平成 4年生
    (後厄)
  • 36
    平成 2年生
    (前厄)
  • 37
    平成元年生
    (本厄)
  • 38
    昭和63年生
    (後厄)
  • 60
    昭和41年生
    (前厄)
  • 61
    昭和40年生
    (本厄)
  • 62
    昭和39年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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