キッズコーチング
先日、『キッズコーチング』の講習・事業(講師-橋本拓也氏 主催‐諏訪圏青年会議所)に参加させていただきました。
子育て中の親として学びたいという気持ちで臨みました。
『こどもの可能性に蓋をしないための親の向き合い方とは』
こどもには「成功脳状態と失敗脳状態」があるのだという。
成功脳状態では熱中、改善、工夫、ポジティブ思考が生まれるのだそうだ。
失敗脳状態とはその逆のもの。
『成功脳状態が芽生えるには何が大切か。』
ここが印象深い内容であったので一部紹介させていただきます。
大きなポイントのひとつに、親との良好な人間関係があげられました。
◆それを実現させる為に必要なことは、
「相手は変えられないという前提に立った関わり方」だそうです。
◆人間関係を壊すのはその逆、
「相手をコントロールしようという前提に立った関わり方」でありました。
後者の姿勢をとる大人に対してこどもは苦手意識を持ち、その人の言うことが素直に聞けなくなり、良い関係性は高まらないそうです。
なるほどその通りだと感じました。
そして良好な関わり、習慣がいくつかあるわけですが、そのひとつにあげられたことが、
「話をよく聴いてあげること」でした。
こどもにとって、親、大人の好ましい聴く姿勢は次のことです。
①アイコンタクト
②うなずく
③リフレインー相手の言ったことを繰り返してあげる
④自分の手作業を止める
⑤笑顔で聞く
日常、こどもとのこういった付き合い方は、親の都合で慣れが生じ軽視されがちかもしれません。このことは私の心にすっと落ちました。
大切なポイントは他にいくつもあげられましたが、その中の一部、特に重要と思えた部分を書かせていただきました。
こどもをなるべく成功脳状態にしてあげながら、のびのびと気持ちを高め自立心を育んであげる。親にとってこれは重要な課題であり、必要な努めでもあると認識しております。このたびの講習では本当に良い勉強をさせていただきました。
真福寺では近い将来、『夏休みこども寺子屋』を開催しようと企画を進めてます。実現した際には、良き可能性に蓋をしないキッズコーチングを是非活かしたいと考えています。お寺でたくさんのこどもと過ごし、こども達から多くを学びたいと強く願っております。