第34回岡谷市仏教会花まつり
5月18日(日)14時より岡谷市常福寺(臨済宗妙心寺派)におきまして、第34回岡谷市仏教会花まつりが開催されました。
好天に恵まれたなか、外では甘茶が振る舞われ、堂内には大勢の参拝者がお参りにお越しになられました。
14時からは約40分、常福寺住職御導師のもと花まつり慶讃法要が勤修されました。
岡谷市仏教会会長の式辞では「美しく咲く花を見て素直に美しいと感じる心でありたい」と、慌ただしい日常においても心を整えることの大切さが述べられました。参拝のみなさんは、お釈迦さまのご生誕を祝い、焼香、潅仏を行いました。
15時からは島根県浜田市隆興寺よりお招きした臨済宗妙心寺派布教師会会長 柳楽一学先生の記念講演を拝聴しました。
『踏んだり 蹴ったり』 という演題のもと、お釈迦さまの教えをとても解りやすく、そしておもしろく交えながら「人生」について説かれ、考える機会をいただきました。
人生踏んだり蹴ったりとは、お釈迦さまのいう人生四苦八苦であります。
「誰でも踏んだり蹴ったり それは縁あってこそ
誰でも踏んだり蹴ったり 人は六道を生きている
誰でも踏んだり蹴ったり どう捉えるかは 心の持ち方で世界は変わる
誰でも踏んだり蹴ったり 良縁を保つには努力が必要」
「誰でも踏んだり蹴ったり それでもお釈迦さまは
最後に 『この世は美しい』と言った」
このような内容であったと思います。
先生は、様々な苦労、踏んだり蹴ったりがあればこそ深い気付き(悟り)がある。美しいと感じれる人生にしましょうと話されました。
参拝のみなさんが先生のありがたく楽しいお話に終始笑顔であったことが印象的でした。
ありがとうございました。
来年は岡谷市成田山蓮華不動院(真言宗智山派)を会場に行われる予定です。
法要の始めに御導師様にあわせて ご本尊さまとお釈迦さまに向け一同礼拝