施餓鬼法要厳修
8月5日(火)、10時半から施餓鬼法要が厳修されました。
毎年10時の御詠歌奉詠に始まり、住職の法話への続き、その後にご参列されているみんなで『生きるものの歌』を唱和し、時間になると僧侶が入堂してまいります。
住職は御詠歌奉詠をとばして話し始めてしまい、あれあれあれ、その後の順番がわからなくなっておりました。
一番にお堂に入り支度して下さったのは御詠歌の会のみなさんだったのですが・・・。
今年も新盆を迎える各家を中心として参列を賜り、ともに法要を執り行いました。
真福寺は毎年この日に施餓鬼法要をいたします。法要前に客殿玄関にてお迎えをし、葬儀の際、四十九日の際、悲しみの中にお会いした方々と再びこうして顔を合わせます。
今日までに過ぎ去った時は各家さまざまですが、今もきっとお寂しい心境であることを察し、ご家族そろって本当によくお越しいただけたと感じます。誠に有難くも感じます。
時の流れは待ってはくれぬ そう感じさせられる日でもあります。
法要後からお盆まで、客殿には各家先祖代々追善供養の塔婆がならび、お檀家のみなさんが受け取りにお越しになられます。
日中の暑いなかを、境内では遅咲きの桔梗の花がみなさんを迎えてくれています。
合掌
有縁無縁のへだてなく その悦びのしあわせは
行う人の身にやどり わざわいの雲打ち拂い・・・