奉納餅つき大会
10月11日(土)、今年も真福寺の報恩講がおこなわれました。
10時からのお餅つきには親子で参加して下さる方も大勢おられ、交代で餅をつきました。
去年よりやわらかいお餅にしたい!
の気持ちをもって力を込めて餅をつき、その後はみんなで餅をちぎり、餡子などをつける作業を楽しみました。
出来上がったお餅は、この日9時から行われた写仏のつどいにて書写いただいた仏さまと一緒に奉納し、みんなで美味しくいただきました。
みんなで餅づくりと食事会
写経、写仏とともに奉納
私たちは求めたものが叶う、いただけるばかりの日常であり、みんなで明るく力を合わせてお供物をこしらえて、まずは仏さま、ご先祖さま、あるいは目に見えぬ大切な何かに向けて施すという機会は少ないと言えます。
お盆がそうであるように、時々でもこのような行いの中で、人の優しさや信仰と寄り添うことが必要であると感じます。
報恩講は報恩感謝の行事でありますが、人がこの行いを続けることは、根本に優しさを失わないことであるように思います。
合掌