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寺族日記

寺庭の学びの場

岡谷は早くも雪が降り積もり、雪掻きに追われる季節を迎えました。

先ほど雪掻きを終えたばかりなのにまたしんしんと降り出しています。

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このたび岡谷市の照光寺にて先生をお招きし、寺庭婦人への出張講座が開かれました。

檀家様とお話することが多い寺庭ですが、いままで仏教に触れてきていない人がほとんどなので質問されても「???」てこともあり、そんなことを少しでも解消しようと、地方でなかなか勉強する機会のもてない寺庭が集い、学びの場をいただきました。

 

本当に初歩的な所作から始まって、身近な仏具の説明など、

見て知っているようで、教わらないと知らないままで過ごしているものです。

 

例えば、

○お数珠の扱い方と玉の名前

○お堂に置くお灯明と華の飾り方

など

 

立ち居振る舞いについては、

○法事などでお寺に行くときは、すぐに客殿などへ向かうのではなくて、

参道を通れば山門をくぐり、本堂の前で手を合わせてから客殿に入りましょう。

○お袈裟をつけたまま手洗いにいかないように。

○正座から立ちあがるときには、まず左膝を立ててから立ちあがる。

また足が痺れてるときは、少しの間つま先を地面に立てて痺れを治して

ゆっくり立ち上がりましょう。

などなど

(痺れすぎて、つま先ですら立たないんですけど~・・・講座中もそうでした。)

 

お聞きして、そこまで?!と抵抗を感じたのが、

○堂内を歩くときは「右進左退」で、前に進むときは右足から、後ろに下がるときは左足から、だそうです。

副住職である夫に聞くと、僧侶になる為の初歩的な所作として指導を受けたので、いざ、衣を着けて堂内に入れば自然とできていると思うと言ってました。

 

身についていると簡単な所作でも、普段からやってないとなかなか行動にでないので、

自然にできるようになりたいものですね。

いざっ!?

所作を頭で考え、ぎこちない自分がリアルに想像できます・・・(笑)

 

あと、嫁として入寺してから、たびたびサンボウというのを耳にします。

初めて意味を知りました。

「三宝」と書き、仏・法・僧なのですね。

法事の際にお供物を乗せる台をサンボウって呼んでますけど、

何かつながりがあるのかしら・・・?

夫に聞いたら、

「ごめん、わからん、調べるわー」って返されました。

 

また、学びの場に寺庭が集えると嬉しいです。

月別一覧

今月の「言葉の力」

雪を暖かいと表現できる日本人の心の豊かさ

心で観る奥深さは
音ないものを音にして
見えぬものを見させる

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行
ととのう写経体験
癒しのおてらヨガ

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和5年 2023年 一周忌
令和4年 2022年 三回忌
平成30年 2018年 七回忌
平成24年 2012年 十三回忌
平成20年 2008年 十七回忌
平成14年 2002年 二十三回忌
平成10年 1998年 二十七回忌
平成4年 1992年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成13年生
    (前厄)
  • 25
    平成12年生
    (本厄)
  • 26
    平成11年生
    (後厄)
  • 41
    昭和59年生
    (前厄)
  • 42
    昭和58年生
    (本厄)
  • 43
    昭和57年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成19年生
    (前厄)
  • 19
    平成18年生
    (本厄)
  • 20
    平成17年生
    (後厄)
  • 32
    平成 5年生
    (前厄)
  • 33
    平成 4年生
    (本厄)
  • 34
    平成 3年生
    (後厄)
  • 36
    平成元年生
    (前厄)
  • 37
    昭和63年生
    (本厄)
  • 38
    昭和62年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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