息子のこと
お寺のホームページをお借りして息子のことを少々。
とても小さく生まれた息子がこれまでを無事に元気に過ごしてくれ、今も標準よりずっと小さいままですが、おかげあってもうすぐ2歳の誕生日を迎えます。
葬儀、法事でお供えとしてあがる白いだんご。
これがとても好きで、時々お下げしただんごを分けていただけることがあります。
そういったご厚意にも甘えさせてもらい、本人は一度に5個、6個と食べてしまいます。
朝まいり会があると、おつとめ後にお檀家様のお茶席にご一緒させていただき、皆さまのお菓子、くだものを遠慮もなく頂戴しております。
寺にお越しになるお檀家様に息子は声をかけていただき、みなさまの和顔を多く頂戴し、人が行き交う日常に慣れてまいりました。
寺に過ごす寺族ならではの幸福をいただいていると感じます。
ありがとうございます。
時々朝のおつとめに連れていくと、真似をして手を合わすようになりました。
誰が教えるでもなく、おつとめというものが寺にあるおかげです。
言葉はいまだに少ないですが、
優しい言葉を時々口にすることがあります。
集うお檀家様方の様子、祖父母、そして妻のおかげです。
言葉はいまだに少ないですが、
突然、食事中「うめえー!」と言い出しました。
言葉使いの悪い私の影響です。
こどもというのは周りの大人をよく見ています。
大人も成長しなくてはなりません。
そして大人も幸せに生きなくてはいけません。
親であるということが、こんなに教わり学べることなのかと
こどもには感謝しています。
日々のニュースを見て、平和を築くことがいかに困難なことか
そこに平和の光が差し伸べらていることがどれだけ尊いことなのかを考えます。
「ありがとう」が広がる世の中を願い、
こどもの成長を願い、
みなさまの陰に支えられて甘え、生きる、
このちっぽけな私は、今日も感謝申し上げます。
合掌