高野山開創1200年
高野山に行ってまいりました。
高野山は弘法大師空海が開かれた真言密教の根本道場です。
この聖地に開創より1200年の時が過ぎ、今、記念大法会が厳粛に営まれています。
高野山開創1200年記念大法会 (期間は4月2日~5月21日)
このたび4月7日は、真言各派の青年僧による開創1200年記念大法会ー慶讃千僧法会ーが厳修されました。
全国各地より、各派青年僧が高野山に700名近く合い集い、黒衣を纏い、弘法大師開創の聖地における1200年の時の重みを感じながら、ことさら厳粛な法会に臨みました。
青年僧は、教団あるいは檀信徒とともに仏教を大切に守り、伝え残し、そのための一層の努力とつながり、そして明るさを求められる者たちです。
師である弘法大師空海より、遥か昔より遍く照らされるみ教えが、今も人によって伝わり灯されているのだと、この地に深く感じ、そしてお大師さまのある言葉が浮かぶのです。
物の興廃は 必ず人による
人の昇沈は 定めて道にあり
青年僧としても心に留めておきたいお大師様の言葉です。
4月22日は、総本山智積院より、真言宗智山派の管長様をはじめとする高僧方々が高野山に一同に会して慶讃法会を厳修され、また多くの檀信徒の参拝も予定されております。