善光寺参詣ー長野南北智山青年会ー
5月12日(火)真言宗智山派長野南北青年会合同にて、前立本尊御開帳を迎えた善光寺を参詣してまいりました。
7年に一度、秘仏、一光三尊阿弥陀如来の御身代わり「お前立本尊」を本堂にお迎えし、そのお姿を拝むことができます。
前立本尊の右手中指に結ばれた長い紐が真っ直ぐに本堂を通り抜け、参道の回向柱に固く結ばれております。
7年を大切な節目とし、ご開帳に何を思うのでしょうか。
お年寄りであれば、今回も足を運べて良かった。次のご開帳までも元気でありたい。
若き人であれば、7年前の自分よりの成長を振り返り、夢を語る。
日々社会の一線で活躍、苦労されている方々は慌ただしい日常を離れ、崇高な仏の存在に触れ、お陰を感じ心に安らぎを覚え、同時にご利益を願う。
あるいは父として母として、家族を思う。
日々の感謝、未来への希望。
皆様々であると思う。
様々の思いで回向柱に触れ、仏さまの声を尋ね、自分の心を伝え、ひとつになります。
前回ご開帳は700万人に迫る方々が参詣しこの柱に触れ、今年はそれ以上の数が見込まれています。
本尊ご開帳を多くの人が大切な「節目」として、心の中に位置付けているのです。
善光寺周辺の街は多くの人で賑わい、大変な活気があります。
人が仏さまのもとに足を運びエネルギーを頂き、巡り巡って街もそのエネルギーに満ちております。
合掌