汗だくの夏休みこども寺子屋
7月30日(木)、28名の小学生が集まり第2回目の夏休み寺子屋が開催されました。
昨年は客殿を主に使用しましたが、今年は休憩以外は本堂で過ごしました。
堂内はとにかく暑かった!こども達は汗だく。
ポット2本に用意した麦茶をこども達はがぶがぶと飲みほしてしまい、あわてて追加。
様々な課題をすべて本堂でこなすため、急いでの堂内模様替えを数回行いました。
私だけではどうにもならないので、こども達に手伝ってもらう始末。
結果、協力しながら一体感が追及できて良かったと思っています。
そして、こども達に協力を求める際の「伝え方」は、常思うことですが勉強になります。
■どういう言葉使いとトーンを用い、どういう順番で説明するか。
■一度にいくつまで伝えることが適量か。
■大勢のこどもに一斉に動いてもらう際のイメージと安全は的確か。
こちらが伝え方の工夫、努力をしないと、こども達の楽しむ気持ちを大切に保ってあげることができません。
そして何より、集団行動において時間を守ることの達成につながりません。
主催側はすごく勉強になります。
まさに、こどもと大人が一緒に修行し、一緒に成長を目指します。
「寺子屋の醍醐味ここに有り」と言えます。
完成した仏画を内陣に供え飾り、日程最後のこども法要にてお焼香をしました。
地蔵菩薩、観世音菩薩、不動明王の写仏と色付けの様子。
強い希望により、弥勒菩薩のデッサンに挑戦するこどももいました。
境内でスイカ割り!
楽しいおやつの時間。「いただきますの心」を伝える機会です。
「戦後70年の時」 NPO法人腹話術友の会 堀内一光さんの戦争体験を拝聴しました。
暑い堂内で座禅に取り組みました。汗だくです。
全日程、みんな明るく頑張ってくれて安心しました。
毎年の夏休み、こども達の成長と向き合いながら、年々体力が衰えていると感じる四十才手前の自分自身に対し、
強烈にゲキを飛ばして頑張ろうと思います。
最後に、6年生のみんなは今年で修了となります。
「中学生も来れますか?」
と聞いてくれた6年生、ありがとうございます。
もちろん、参加して下さい。
お手伝い、小学生のサポートを学ぶスタンスで活躍して下さい。
楽しく修行!
合掌