弘法大師月並御影供
岡谷市の真言宗智山派照光寺において、毎月弘法大師の月命日に合わせて
法要を営んでおり、近隣寺院の青年僧も出仕させていただいております。
また、同宗派長野南部教区内の若い寺庭夫人を中心として、月に一度照光寺に
集まり、御詠歌の研修会をしております。
(おかげで在家出身の私の妻も、はじめの一歩となる検定をクリアできました。)
さて、先日行われた月並御影供には、日程調整の都合で、法要と寺庭皆様の
御詠歌研修会が同日同時刻開始となりました。
こんなこともあるもんだねと、妻と一緒に照光寺に参ると、意外なことに、
我々僧侶と寺庭夫人御詠歌会との合同法要の設えとなっていたのです。
先、御詠歌の奉詠があり、法要の後讃が終えたところで再び御詠歌が奉詠される
という次第となっておりました。
寺庭夫人と一緒に法要を勤める機会はほとんどないもので、すごく新鮮でした。
普段は聞けないお経。普段は聞けない若い寺庭さん方の御詠歌。
両方が調和した、厳粛且つ華やかな営み。
互いに貴重な機会となったことを嬉しく思っております。
合掌