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寺族日記

ありそうでなかった場

呼吸する寺。

大阪の天王寺に浄土宗の「應典院」というお寺があります。

このたび、そのお寺を参拝そして見学してまいりました。

もともと外観もそうなんですが、一歩中に入るとそこは、

私たちの知るお寺の様子とはまったくかけ離れたものでした。

まるで、大学内の学生情報コミュニティーフロア。

IMG_0213

そこは、お寺とNPO活動メンバーの協働拠点であったのです。

法事や葬儀は行われていません。

お寺がまちの人々を巻き込み、人々が価値観をもち交わり、互いを活かし合い、

まちの住民に向けて開かれる生産的な場。

その名を『應典院寺町倶楽部』

 

この寺での催しは、学びの場、演劇、映画、ワークショップ、ケア、総じてまちづくり。

とにかく多数多彩の個性が創出され展開していきます。

その全ては應典院寺町倶楽部の企画によるもの、だけではない。

それが素敵。

お寺が前向きにまちに開放され、活用されているのです。

 

建物自体もそうですが、その活動は宗教からかけ離れている

もちろん「否」

「否」と知りながら、お話をさせてもらった僧侶(31歳)に質問させてもらいました。

 

『すべて宗教体験と円のなかでつながっている。そして仏教につながっていくんです。』

このような素敵なお返事が返ってきました。(若いのに素晴らしい!)

 

 

日常における企画や活動、人のつながりや体験から仏の教えに気づく。

仏の教えは帝釈天の網のようにすべてにつながる偉大なものと知る。

そこはまるで、お寺の現代型、未来型のようで、

実はお寺の原点、本質であるようにも思う。

ありそうでなかった場です。

                      合掌

呼吸する寺 應典院のホームページはこちら。

http://www.outenin.com/index.php

月別一覧

今月の「言葉の力」

雪を暖かいと表現できる日本人の心の豊かさ

心で観る奥深さは
音ないものを音にして
見えぬものを見させる

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行
ととのう写経体験
癒しのおてらヨガ

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和5年 2023年 一周忌
令和4年 2022年 三回忌
平成30年 2018年 七回忌
平成24年 2012年 十三回忌
平成20年 2008年 十七回忌
平成14年 2002年 二十三回忌
平成10年 1998年 二十七回忌
平成4年 1992年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成13年生
    (前厄)
  • 25
    平成12年生
    (本厄)
  • 26
    平成11年生
    (後厄)
  • 41
    昭和59年生
    (前厄)
  • 42
    昭和58年生
    (本厄)
  • 43
    昭和57年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成19年生
    (前厄)
  • 19
    平成18年生
    (本厄)
  • 20
    平成17年生
    (後厄)
  • 32
    平成 5年生
    (前厄)
  • 33
    平成 4年生
    (本厄)
  • 34
    平成 3年生
    (後厄)
  • 36
    平成元年生
    (前厄)
  • 37
    昭和63年生
    (本厄)
  • 38
    昭和62年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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