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寺族日記

真福寺発祥の地へ

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6月12日、お檀家様の有り難いご支援をいただき、真福寺発祥の地、高尾山麓寺平を

訪ねることができました。

この場所には興教大師覚鑁上人の石像が安置されており、かねてよりここを訪ね

お詣りしたいと思っておりました。

この日、有志で集い、先導してくださったのは3名のお檀家様。

山中の進路どころか入口さえもわからない私は、家族を連れてその後を追いました。

 

朝7時。お寺から車を10分ほど走らせ、高尾山の麓まで行きます。

車を停めて、手に鎌を持ち、いよいよ山中に入ります。

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寺平に続く山道の入り口。

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林道となっていることがわかります。

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途中からは道なき道となり、鎌で進路を塞ぐ枝木を落としながら進みます。

このような山中では、自分一人ではどうすることもできません。

その場所を知るお檀家様の記憶のみが頼りです。

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多少迷い、30分ほど進んだ頃に、「あった❢」という声が聞こえました。

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ここが真福寺発祥の地、寺平です。

高尾山城の鬼門除けとして、もともと堂宇があったとされるところです。

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ついに、興教大師覚鑁上人像にたどり着くことが出来ました。

人の立ち寄らない山中に一人鎮座していた覚鑁上人。

周辺の草、枝木を鎌で刈り、辺りを整えた後、お花と線香が供えられます。

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訪ねることができたことを安心し、香華を供え法螺を吹き、般若心経をお唱えしました。

真福寺発祥の地は、おそらく今では人の近づくことのない山中です。

そしてきっと、今後この場所を知る人はいなくなっていきます。

また改めてここをお詣りさせていただこうと思っております。

 

『南無興教大師』

覚鑁上人がそこにおられることを今後に伝えていけるように。

興教大師覚鑁について

 

このたび同行して下さった有志のお檀家様には心より御礼申し上げます。

とても嬉しく思います。ありがとうございました。

                                  合掌

 

追記)

時は戦国時代、戦乱の世の影響を受け、真福寺はその堂宇を高尾山麓より

現在の川岸三沢の集落に移します。そこは堂窪と呼ばれる場所です。

やがて火災にあい、難を逃れたご本尊阿弥陀如来とともに、集落の中心である

熊野神社の隣に法域をかまえることとなります。

もとの堂窪も境内跡地として、今では年間3回の一斉草刈りにより整備されております。

現在の場所に真福寺が建立されたのは、今から約300年も昔のことです。

月別一覧

今月の「言葉の力」

雪を暖かいと表現できる日本人の心の豊かさ

心で観る奥深さは
音ないものを音にして
見えぬものを見させる

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行
ととのう写経体験
癒しのおてらヨガ

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和5年 2023年 一周忌
令和4年 2022年 三回忌
平成30年 2018年 七回忌
平成24年 2012年 十三回忌
平成20年 2008年 十七回忌
平成14年 2002年 二十三回忌
平成10年 1998年 二十七回忌
平成4年 1992年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成13年生
    (前厄)
  • 25
    平成12年生
    (本厄)
  • 26
    平成11年生
    (後厄)
  • 41
    昭和59年生
    (前厄)
  • 42
    昭和58年生
    (本厄)
  • 43
    昭和57年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成19年生
    (前厄)
  • 19
    平成18年生
    (本厄)
  • 20
    平成17年生
    (後厄)
  • 32
    平成 5年生
    (前厄)
  • 33
    平成 4年生
    (本厄)
  • 34
    平成 3年生
    (後厄)
  • 36
    平成元年生
    (前厄)
  • 37
    昭和63年生
    (本厄)
  • 38
    昭和62年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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