生憎
9月18日(日)。
深夜から明け方にかけて強く雨が降り続き、
その強い雨音は閉じた瞼の奥に思考を働かせ、浅い眠りのまま朝を迎えました。
雨は、まもなく正午を迎えようとする今も弱まることなく降り続いています。
この日は隣の熊野神社の御柱の山出しが行われる予定でした。
朝6時頃、「延期」との連絡が流れました。
同じ頃に、もうひとつの連絡をいただきました。
第4回諏訪湖よさこいの「中止」について。
こちらも、前日までに万全の準備が整い、
あとは当日によさこいを演舞される踊り子のみなさま、ご来場のお客様を迎え、
おもてなしに尽し楽しもうという心意気であったはずです。
生憎の絶望的な雨に屈し、まさかの中止。
目前にカタチとなっていただけに残念です。
悟りを得たお釈迦さまは、
この世は「不如意」だと仰ったそうです。
この世の「諸行は無常」だと仰ったそうです。
すべてのことは思い通りにならない。
すべてのことは常なく移り変わる。
それは頭では解っているつもりですが、心のなかはそうもいかず。
生憎、自分の心も思い通りにならない、できないのです。
合掌
(追記)
午前、御柱役員の方が正装(祭装)を纏い、雨に身を濡らしながら、
山出しの休憩に振る舞う予定であった果物を届けて下さいました。
この悪天候に朝から一件一件お宅を回って下さる苦労を察し、
恐縮し、御礼申し上げます。