8月 寺行事とご家庭でのお盆の準備
8月5日(土)
午前10時より、本堂にて施餓鬼法要が厳修され、13ケ寺の住職様方、
大勢の御参列の皆様とともに諸精霊のご供養をいたします。
当日、ご参列されない皆様におかれましては、ご供養しました施餓鬼塔婆を
客殿にご用意させていただきますので、10日までに受け取りにお越し下さい。
施餓鬼供養の様子
8月6日(日) 8時15分
8月9日(水) 11時
8月15日(火)12時
平和の鐘を鳴らします。
8月19日(土)
19時より本堂にて『夕涼みコンサート』を開催します。
出演者は、フォークソングシンガー 『B・Free』です。
8月21日(月)
9時30分から毎月の寺カフェを行います。
残暑厳しい時期ですので、お寺に涼みにお越し下さい。
【盆にむけての準備】
ご家庭にてお盆の準備がすすめらていると思います。
盆前にあわてることなく、今から少しずつ家内、お墓などを清め整えていただき、
安心してご先祖さまをお迎え下さい。
盆の準備にお迷いの方は次を参考までにご覧ください。
ご自宅に準備をしましょう。
◆精霊棚
お盆の飾り付けには精霊棚と盆提灯などがあります。
※丁寧にはお仏壇から位牌を取り出し、お仏壇前に改めて精霊棚を設けて飾りつけ、そこに位牌をおいて供養する形、地域によりしきたりがあります。
しかし「絶対」ではございません。これは負担ともなりますので、常日頃の通りにお仏壇を礼して供養差し上げることで充分なのです。
◆盆供
お盆のお供え物、供物のことを「盆供」と言います。お盆に行う供養のことも同じく盆供と呼びます。
◆迎え火と送り火
お盆の入り(8月13日 ※異なる地域有り)には、「ご先祖様が迷わずに帰って来られるように」という気持ちをもって、玄関前を照らすよう迎え火を焚きます。
お盆さまお盆さま この明かりでおいでなしておいでなして♪
お盆明け(8月16日 ※異なる地域有り)には、ご先祖様を丁寧に送り出すために玄関前で送り火を焚きます。
お盆さまお盆さま この明かりでお帰りなしてお帰りなして♪
(諏訪地方は白樺の皮を焚いているご家庭が多いです。)
◆飾りつけとお供えもの
◎精霊棚
お盆に用いられる祭壇
(前述のとおり、お仏壇を丁寧に整えていただければ充分ですよ。)
◎盆花
●精霊棚の網に逆さに吊るす花 代表的なもの:ほおずき
(花瓶で綺麗な仏花を供えることで充分ですよ)
●禊萩(みそはぎ)の葉を束ねてお供えする 代表的な盆花のひとつです。
盆供、飾りの清めに使われていたことから、ミソギハギとも呼ばれていた。
実際に萩に綺麗な水をつけて祭壇、仏壇、盆供のお清めに使っております。
※丁寧には、蓮の葉に水を注ぎ、ナスやキュウリを細かく刻んだもの(精霊への施食)を添え、そこに禊萩を供えます。
(綺麗な器にお水を注ぎ、そこに萩を供えていただくことでも充分ですよ)
◎馬と牛
お位牌の前に供えます。
馬はきゅうりで作ります。早くお家に帰ってきて下さいとの気持ちをもって供えます。
牛はナスで作ります。ゆっくり過ごして下さいとの気持ちをもって供えます。
(それぞれの足は割り箸を用いていただけたら充分ですよ)
◎盆提灯
お盆のみに飾られます。※新盆は白提灯が主です。
ご先祖様を迷わす迎えるための灯りです。
毎日暑いなかですので、みなさんがお体を悪くせず元気であることにより、
ご先祖さまに安心していただくことが第一です。
体調、健康に気をつけてお過ごし下さい。
ご心配なことなどお有りでしたら、遠慮なくお寺にご相談下さい。
合掌