楽しく修行 感謝の寺子屋
7月31日(月)、第4回目となる夏休みこども寺子屋が開催されました。
今年は小学生39名、サポーターの中学生が4名参加しました。
このたびの内容のメインであったオリジナル腕輪念珠づくりですが、
伝える、教えることの難しさを強く実感させられました。
事前にどのように伝えたらわかり易いかを何度も練習、シュミレーションを重ねて
当日を迎えたのですが、参加のこどもの多さには対応しきれず、
結果、全体に対して十分な説明をすることが出来なかったと思います。
こども達にとって、とてもハードルの高い作業となりましたが、
そこを助けてくれたのが4名の中学生でした。
前日の夕方、当日は朝のうちからお寺に来て、念珠の作成を練習しました。
おかげで、各グループのこども達に対し、私の目の届かないところでサポートを
見事実行してくれました。本当に有り難かったし、頼もしい存在でした。
寺子屋をしていて、毎年感じること。
「伝える」、「教える」ことって難しい。
一日を通して、毎回反省します。
あの時はどう伝えればわかり易かったのか。
自分のこども達に対する話し方は、言葉の選択は、姿勢は、間のとり方は。
こども達へのあの時の褒め方や叱り方は、適正であったか。
『教えることにより、こども達から教わることの方が多い。』
それに気づかせてもらえることで、寺族にとっても貴重な寺子屋になっています。
今回は中学生も同じことを言っていました。
『伝えるって難しい。』
寺子屋サポーターとして、担いある立場になってそれを実感したのです。
私は、中学生がそれを体験し、実感してくれただけでも嬉しく思います。
中学生4名には本当に陰日向に助けられました。
ありがとうございました。
レクレーション風景
座禅風景
今年も『楽しく修行』をモットーに無事終わりました。
来年は7月27日(金)の開催です。
合掌