迎春 戊戌年
あけましておめでとうございます。
2018年新春を迎えました。
平成の時代になり30年目、大きな節目の年です。
今年は一時代を顧みる年となりそうですね。
しかし、時は待ってはくれず、私たちは振り返ることで留まることなく、
そこから未来を拓き歩まなくてはなりません。
この先に信頼と希望をもって臨みたいものです。
人の善い志、取り組みの積み重ねがあるならば、
その行いと成果が大きかれ小さかれ、世を照らす「一灯」となります。
灯火の大きさを比較し、奢ることも卑下することもない。
自他ともにそれを信じ認めてこそ、「希望の源」となると思います。
時代の節目に、改めて勇気のもてる一年でありたいです。
お釈迦さまの言葉がこのようにあります。
『善を軽んずるなかれ 水の一滴でもやがて水瓶を満たす
悪を軽んずるなかれ 小さな悪とて 一滴一滴が水瓶を満たす』
今年は戌年。戌年の守り本尊は阿弥陀如来です。
真福寺のご本尊の仏さまでもあります。
お寺にお越しの際は阿弥陀さまにお参りし、心静かに手を合わせてみて下さい。
仏さまとのご縁を授かっていただきたいと思います。
仏さまに見守られながら、自分の志を大切に、人から授かった気持ちを大切に、
多くの人が力強く、また心穏やかに歩むことが出来ればと願います。
平成30年に安寧と希望、安心と成果がありますことをご祈念申し上げます。
合掌