広島に学ぶ
諏訪圏の各宗派寺院青年僧がつどい、広島の平和記念公園を訪れました。
この地において戦争の犠牲になった尊い命。
その多くの御霊が眠る場所であります。
国民は過去の戦争を振り返り、戒め、平和を祈り誓います。
しかしながら、多くの青年達はこの時代に起きた戦争を知らずに過ごしております。
現在は観光地となっている広大な公園を時間をかけてゆっくりと歩きながら、
地元の方の丁寧な説明をいただき、資料館では多くの資料に目を通しました。
自身、40歳にして初めて訪れた平和記念公園と平和記念資料舘にて、
70年以上前に起きた耐えがたい悲しみと苦しみの事実を知り、
その重大さに触れて学ぶ機会を得ました。
戦後の復興と平和の実現に力の限りを尽くされた先人達のおかげで、
国の成長といまの豊かな暮らしがあります。
過去からの心の叫びにも近い「渾身の祈り」がここにあることを感じます。
もうすぐ春の彼岸がやってまいります。
懐かしむも供養
足を運ぶも供養
偲ぶは私たちの生きる力ともなります。
合掌
真福寺 彼岸行事 『春彼岸のつどい』
3月21日(水・春分の日) 14時より
http://www.okaya-shinpukuji.jp/blog/20171231post-231.html
どなたもお気軽にお越し下さい。