山の緑
桜散り、陽気は徐々に暑くなっていきます。
いまがもっとも体を動かしやすい季節、周囲では田畑作業が始まっている様子です。
ポジティブに活動。何かを始めるならいまでしょう。
4月終わりの早朝、真福寺発祥、高尾山麓寺平にある興教大師像に
総代様とお参りに行きました。
お勤めをすませ、山中その場にて腰を下ろして朝食のおにぎりをいただきました。
総代様からもすすんでお参りに同行して下さり、この機会は誠に有り難いことです。
これから新緑が美しい季節を迎えます。
緑は人間がもっとも見やすい色。いつまでも見ていられます。
遠くの山の緑を眺めていると気持ちが和みます。
いざ、その山の緑のなかに足を踏み入れると、癒されると同時に力が沸いてきます。
大いなるものに包まれる安心感と幸福感。
大いなるものとは、大自然であり、神仏の息吹だと考えております。
日常ではなかなか気づきにくい、「生かされている命」の実感。
生きる力を感じとれるのが山の魅力。
その山中に興教大師像があります。
登山口より20分ほどでこの場所につきます。
早朝の山の空気はとても新鮮で美味しく、普段は無意識にある空気を
意識することができ、きっと身体には良い影響をいただけているのでしょう。
年二回、春秋にお檀家様をお誘いして、ともにこの山中を歩いてみたいと考えてます。
そして、寺発祥の地におられる興教大師への供養をいたしたいです。
合掌