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寺族日記

ご用心下さい。

今年の諏訪の夏は雨がほとんど降らず、毎日暑い日照り続き。

外での仕事がはかどるのは、まだ幾分か涼しい早朝の短い時間。

 

朝、墓地に出掛けると、石塔の掃除、周囲の草取りをしている檀家様をお見かけします。

先祖を祀る場を綺麗に整え、いよいよお盆を迎える支度ですね。

お檀家様の供養のお心が表れる姿に、こちらも和まされます。

 

 

お寺の境内は、7月の下旬から早くも百日紅が開花。

季節の花の便りと思い、写真に収めております。

IMG_0886

 

さて、境内の季節の便りと思い、美しいものに目を向けておりましたが、

周囲を見渡せば良い知らせばかりではありません。

先日、施餓鬼法要があった日の午後、供養塔婆を受け取りに来られた檀家様が、

この境内で蜂に顔を刺されたと聞きました。

 

住職、総代様がさっそく辺りを調べても蜂の巣はなかったそうです。

 

 

ある朝、鐘を撞いていると山門付近に蜂が飛ぶ姿を見かけました。

蜂の巣があるのかと近寄ってみましたが、蜂とともに見当たりません。

次の日、同じく朝鐘を撞いていると、やはり蜂が山門の屋根あたりで飛んでいます。

IMG_1824

もしかして山門の屋根の中に巣があるのではと思い、近くで観察することにしました。

 

しばらくすると、どこからか飛来した蜂が屋根の中に入っていったのです。

そのまま様子を見ていると、今度は蜂がこの中から飛び去っていく姿を捉え、

ここにスズメバチの巣ができているだろうことを知りました。

 

この山門を多くの方が通ります。

安全管理の点からして、蜂に刺されてしまったお檀家様には申し訳なく思います。

これから駆除作業が行われます。

周囲を飛ぶ蜂にご用心下さい。

IMG_1826

 

もう一点。

墓地の石塔ですが、この時期、線香を供えるところに蜂が巣を作ります。

この場所は蜂にとって好都合なのでしょう。

石塔の線香入れは目線よりも低い位置に作られています。

手を入れた時にチクッと痛み、そこに巣があることを知るケースは少なくありません。

お墓の掃除、お参りの際には気にしておいて下さい。

 

お盆がやってまいります。

と、同時に・・・みなさまご用心下さい。

                  合掌

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今月の「言葉の力」

雪を暖かいと表現できる日本人の心の豊かさ

心で観る奥深さは
音ないものを音にして
見えぬものを見させる

言葉の力一覧

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法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
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令和4年 2022年 三回忌
平成30年 2018年 七回忌
平成24年 2012年 十三回忌
平成20年 2008年 十七回忌
平成14年 2002年 二十三回忌
平成10年 1998年 二十七回忌
平成4年 1992年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成13年生
    (前厄)
  • 25
    平成12年生
    (本厄)
  • 26
    平成11年生
    (後厄)
  • 41
    昭和59年生
    (前厄)
  • 42
    昭和58年生
    (本厄)
  • 43
    昭和57年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成19年生
    (前厄)
  • 19
    平成18年生
    (本厄)
  • 20
    平成17年生
    (後厄)
  • 32
    平成 5年生
    (前厄)
  • 33
    平成 4年生
    (本厄)
  • 34
    平成 3年生
    (後厄)
  • 36
    平成元年生
    (前厄)
  • 37
    昭和63年生
    (本厄)
  • 38
    昭和62年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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