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和に還る

境内にはキンモクセイの甘い香りが広がっています。

このたびお寺で観月会が行われました。

秋の七草、月見団子とお抹茶、秋の恵みがお供えされ、

見上げれば月もはっきりと観ることのできた十五夜の空。

観月会

 

客殿の和室では香が焚かれ、琴が響くなか、

お抹茶と美味しい茶菓子をいただきながらくつろぎました。

満月の明かりを静かに眺めながら心安らぐひとときとなりました。

お寺にこのような素敵な設えをしてくださり、美しい琴の音をもてなし、

そして茶道に親しまれ、お心のこもった茶の接待をしてくださった皆様、

誠にありがとうございました。

 

 

日本人にとって「和」に通ずる風習、創作や思考は特別。

多様化した日本の生活は和の環境から遠ざかっている面が大いにありますが、

それでも時折和を求め、和に還り、和の価値に触れ喜ぶことがあるように思います。

日常に「刺激」が必要なように、同じ分だけ「静寂」を求めることがあります。

 

人は潜在的に「洗心」を求めているのではないでしょうか。

雲に隠れる満月のように。

 

IMG_1916

 

畳を素足に感じる感触、畳に腰を下ろす感触、色や匂い、

そこからもたらされる緊張と安心感の双方を私は大切に感じています。

一方で、お年寄りが増えていくなか利便性、快適性が必須であることも承知しています。

誰も丈夫で居続けられるわけはなく、いずれは人に頼る身体になるのですから。

 

現在は多くが椅子席に様変わりし、若者にも当然のように椅子が整い、

畳の良さに触れる機会から遠ざかっていくことは少々寂しくもあります。

 

お寺では、求める人が還れる、そんな場所を残しておきたいと思います。

                                  合掌

月別一覧

今月の「言葉の力」

雪を暖かいと表現できる日本人の心の豊かさ

心で観る奥深さは
音ないものを音にして
見えぬものを見させる

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行
ととのう写経体験
癒しのおてらヨガ

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和5年 2023年 一周忌
令和4年 2022年 三回忌
平成30年 2018年 七回忌
平成24年 2012年 十三回忌
平成20年 2008年 十七回忌
平成14年 2002年 二十三回忌
平成10年 1998年 二十七回忌
平成4年 1992年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成13年生
    (前厄)
  • 25
    平成12年生
    (本厄)
  • 26
    平成11年生
    (後厄)
  • 41
    昭和59年生
    (前厄)
  • 42
    昭和58年生
    (本厄)
  • 43
    昭和57年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成19年生
    (前厄)
  • 19
    平成18年生
    (本厄)
  • 20
    平成17年生
    (後厄)
  • 32
    平成 5年生
    (前厄)
  • 33
    平成 4年生
    (本厄)
  • 34
    平成 3年生
    (後厄)
  • 36
    平成元年生
    (前厄)
  • 37
    昭和63年生
    (本厄)
  • 38
    昭和62年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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