御尊像開眼奉安
このたび真福寺に新たに仏像が造顕され奉安されました。
住職のかねてよりの堅い発心により、御本尊阿弥陀如来の両脇に安置されました。
右:金剛界大日如来像(大仏師:今村九十九師)
左:不動明王立像(大仏師:松久宗琳師 今村仏師のお師匠にあたります)
大日如来は真言教主。曼荼羅の中心におられるもっとも尊いとされる仏さまです。
さらに御本尊阿弥陀如来像は過去の火災で傷んでいた台座、蓮華座を一新。
円光背であった光背は、密教様式本来の舟形光背に一新。
内陣脇に安置されていた弘法、興教両大師も修復が完了し、
美しいお姿にてお戻りになりました。
興教大師 覚鑁 弘法大師 空海
4月25日10時より、昌福寺御住職様のご出仕、多くの檀信徒様のご参詣を賜るなか、
住職御導師のもと深い祈りを込めた開眼法要が厳修されました。
これより地域の皆さまはじめ、多くの方々とご縁を結ぶこととなり、
遍く照らし安寧を叶えて下さることと思います。
末永く皆さまの心の拠り所となりますよう、
日々仏さまの御前にてお勤め申し上げる所存です。
令和の時代を迎える大きな節目に、大変尊い仏さまが当山に勧請され、
代々の長い歴史に新たな始点が刻まれました。
誠に有り難く、感謝御礼申し上げます。
合掌礼拝
(奉安の仏像について)