希望の樹~寺子屋にて~
地域のこども達が夏休みに入り、今年も寺子屋を開催しました。
昨年までは午後からの半日開催であった内容を朝からの一日開催に改め、
小学生40名、サポーターの中学生2名を迎えました。
今年は『令和希望の樹』を制作。
こども達が大樹の周りに好きな色を選んで手形を押し、花開かせ、
葉形の紙にこども達が未来への願いを書き、生まれ年守り本尊の梵字を筆入れし、
それぞれの手形花に葉を添えました。
今年1年生の子たちが6年生になるまで客殿の大広間に飾ります。
仏教は、生きていく為の拠り所となる教えだと私は考えます。
こどもの頃からその教えに触れることが心健やかな成長を助け、
導いてくれるものなのだと信じ、毎回の寺子屋において、
ほんの少しずつですが仏教のお話をします。
多くのお子様をお寺にお預かりし、寺子屋を営む者として、
こども達の希望を集めた樹をお寺に飾ることで、自分も一緒に成長させてもらおうと
励みとし、同じくお寺を訪れる方々の励みともなれば幸いです。
合掌