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而今

晩酌はほとんどしませんが、外で酌み交わすお酒はいつでも楽しみ。

この正月も好きな日本酒を美味しくいただきました。

三重県の而今(じこん)というお酒が好きですが、なかなか出会えません。

禅の言葉で「にこん」と読み、いまを生きる、いまを深める、という意味だそうです。

今年もどこかで而今に会えるといいなあ。

呑みすぎて、大切な意味を置き去りにしてしまうことばかりですが。

 

令和2年が明け、みなさん年始をいかがお過ごしでしたか。

ご自宅でゆっくりとされた方、国内外旅行に出掛けた方もいれば、

休む間もなくお仕事をされた方もいらっしゃるでしょう。

 

今年の正月は全国的に天候が穏やかで、初詣にお出掛けの方も

安心してお参りできたのではないでしょうか。

私もお寺に住んでいながら外に初詣をしております。

毎年、大阪高槻の妻の実家に寄った際、近くの三輪神社にお参りをしています。

今年は名古屋にあります成田山萬福院にも参詣し、御護摩祈祷をしていただきました。

賑やかな成田山、こちらには本山奉職時よりお世話になる先輩方もお勤めであり、

お会いしてご挨拶することができ、有り難い年初めでありました。

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みなさま新たな目標を抱え、それぞれのスタートを切っていることと思います。

いかなる年も今日「一日」は唯一のもの。

同じ日が再来することはなく、それゆえ日々発心に始まり反省に終わる。

「一年」も同じことが言え、誰もが年末年始の時の移り変わりには身を正す。

 

人の感覚っていうのはアテになることもあれば、そうでないこともあり、

どちらかというと感覚に惑わされていることが多い気がします。

何かを待つ時の長さ。

過ぎ去った時の速さ。

 

真実からすると、

自分が置かれているのは、常に「いま」です。

而今。生きるのは「いま」なんですよね。

 

いまは唯一であり無常。良いこと悪いこと、そればかりが続くこともない。

一日の繰り返しもそう、日々是好日。

みなさん、令和2年を善き一年にしましょうね。

                     合掌

月別一覧

今月の「言葉の力」

雪を暖かいと表現できる日本人の心の豊かさ

心で観る奥深さは
音ないものを音にして
見えぬものを見させる

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行
ととのう写経体験
癒しのおてらヨガ

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和5年 2023年 一周忌
令和4年 2022年 三回忌
平成30年 2018年 七回忌
平成24年 2012年 十三回忌
平成20年 2008年 十七回忌
平成14年 2002年 二十三回忌
平成10年 1998年 二十七回忌
平成4年 1992年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成13年生
    (前厄)
  • 25
    平成12年生
    (本厄)
  • 26
    平成11年生
    (後厄)
  • 41
    昭和59年生
    (前厄)
  • 42
    昭和58年生
    (本厄)
  • 43
    昭和57年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成19年生
    (前厄)
  • 19
    平成18年生
    (本厄)
  • 20
    平成17年生
    (後厄)
  • 32
    平成 5年生
    (前厄)
  • 33
    平成 4年生
    (本厄)
  • 34
    平成 3年生
    (後厄)
  • 36
    平成元年生
    (前厄)
  • 37
    昭和63年生
    (本厄)
  • 38
    昭和62年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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