アンテナ
今日は朝から雨が降ったり止んだり。
湿度高く、蒸し暑いいかにも梅雨らしい一日。
夕方、晴れ間が覗いたので外に出ると、東の空に虹が架かっていました。
綺麗な虹を眺めたのは久しぶりです。
自然は刹那的に美しいお姿を創造して私たちに見せて下さることがあります。
それはいつなのか知ることはできませんが。
人にはそれぞれにアンテナがあるそうです。
良いご縁や好機と呼べるものがまわりには必ずあり、
それに出会える人とそうでない人に分かれているようです。
その差は自分のアンテナをいつどのように働かせているか、
あるいはその高さや感度によるものでしょう。
それが人の頭から伸びているとするならば、
私たちは「考え方ひとつ」でアンテナの働きを変えることが
できるのだと思います。
梅雨の時期の一日雨降りは憂鬱なものですが、
雨上がりが生み出す夕暮れ時の景色に期待している人はきっといるのです。
お釈迦様の諸行無常の教えの通り、状況は常に動き続けています。
今、私たちの目の前にあることは永遠ではありません。
喜びも続きません。
悲しみも続きません。
必ず目に見えて変わる時がきます。
いつどんな時でも仏の光は射し込んでいるのだと思います。
大日如来が様々なお姿で説いてくださっている法のなかに
私たちの命は生かされています。
合掌