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忌明け

夕方、写経がしたいと一人の女性がお寺を訪れました。

初めての写経体験とのことでした。

 

納められた写経の最後には他界されたご家族のご戒名が。

一人静かに追善供養をお勤めになられたのですね。

あとで感想を尋ねると、彼女が自分と向き合う機会であったとも。

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この日は、旅立たれたお父様の満中陰忌供養があった日。

そして昨年亡くなられたお祖母ちゃんの誕生日でもあったそうです。

 

菩提寺でのご法事に続き納骨も済まされたあと、いまいちどお寺に来て、

気持ちを整理するように、ゆっくり時間をかけ丁寧なお写経をされました。

その姿に亡き人の「徳」を感じました。

 

同じように、残されたご家族もまた徳を積んで前に進もうとしております。

満中陰忌の節目はお別れではなく、生きていく者と旅立ちの御魂が仏縁を結ぶ日。

ご浄土から微笑むご家族、ご先祖のお顔が浮かびます。

 

たくさん悲しんだ分、きっと心は耕され、新しい芽が育ち始めるのですね。

ご家族の笑顔と優しい言葉が印象的だった満中陰忌。

ありがとうございました。

                             合掌

 

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真福寺ではいつでも写経体験を承りますのでご相談下さい。

菩提寺に限らず、お近くに足を運べるご縁あるお寺がございましたら、

たった一度でも、ゆっくりと時間をかけてお写経されることをおすすめします。

月別一覧

今月の「言葉の力」

仏法に照らして塵埃を払う

  ~掃除には~
汚れの認識に足る明るさと
汚れを観る眼と心が必要

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行
ととのう写経体験
癒しのおてらヨガ

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和6年 2024年 一周忌
令和5年 2023年 三回忌
令和元年 2019年 七回忌
平成25年 2013年 十三回忌
平成21年 2009年 十七回忌
平成15年 2003年 二十三回忌
平成11年 1999年 二十七回忌
平成5年 1993年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成14年生
    (前厄)
  • 25
    平成13年生
    (本厄)
  • 26
    平成12年生
    (後厄)
  • 41
    昭和60年生
    (前厄)
  • 42
    昭和59年生
    (本厄)
  • 43
    昭和58年生
    (後厄)
  • 60
    昭和41年生
    (前厄)
  • 61
    昭和40年生
    (本厄)
  • 62
    昭和39年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成20年生
    (前厄)
  • 19
    平成19年生
    (本厄)
  • 20
    平成18年生
    (後厄)
  • 32
    平成 6年生
    (前厄)
  • 33
    平成 5年生
    (本厄)
  • 34
    平成 4年生
    (後厄)
  • 36
    平成 2年生
    (前厄)
  • 37
    平成元年生
    (本厄)
  • 38
    昭和63年生
    (後厄)
  • 60
    昭和41年生
    (前厄)
  • 61
    昭和40年生
    (本厄)
  • 62
    昭和39年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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