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寺族日記

心づかいは見える

このたび、お檀家様の法事のお斎食にご一緒させていただきました。

献杯の後、美味しいお料理とお酒をいただきながら会話を楽しみ、

故人を偲ぶ時間が穏やかに流れて行きました。

 

一時間ほど経った頃でしょうか。

 

『あらやだ、おばあちゃん! コップ入ってなかったね。ごめーーーん!』

『ごめんね、おばあちゃん、お茶でいいかな。はい、どうぞ。』

 

このおばあちゃんとは、三回忌を迎えた故人様です。

最も上席に設けられた亡きおばあちゃんのためのお席。

 

この情景に私は心を掴まれました。

 

これが追善供養のひとつの徳積みの姿だと思います。

「心は見えないけれど、心づかいは見える。」

姿はないけれど、一緒に居られるかのように過ごす。

 

澄んだ水のように優しい気持ちに沁みていき、心が潤った瞬間でした。

美味しい料理にお腹が満たされ、ご親族さまの温かみに触れて心満たされた、

亡き家族を偲ぶ回忌供養の一日でありました。

 

早く世の中に安心して人と会える日常が戻るといいな。

                            合掌

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境内に咲くヨルガオ

夕方、日没時から夜中にかけて咲く白い花です。

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今月の「言葉の力」

雪を暖かいと表現できる日本人の心の豊かさ

心で観る奥深さは
音ないものを音にして
見えぬものを見させる

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行
ととのう写経体験
癒しのおてらヨガ

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和5年 2023年 一周忌
令和4年 2022年 三回忌
平成30年 2018年 七回忌
平成24年 2012年 十三回忌
平成20年 2008年 十七回忌
平成14年 2002年 二十三回忌
平成10年 1998年 二十七回忌
平成4年 1992年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成13年生
    (前厄)
  • 25
    平成12年生
    (本厄)
  • 26
    平成11年生
    (後厄)
  • 41
    昭和59年生
    (前厄)
  • 42
    昭和58年生
    (本厄)
  • 43
    昭和57年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成19年生
    (前厄)
  • 19
    平成18年生
    (本厄)
  • 20
    平成17年生
    (後厄)
  • 32
    平成 5年生
    (前厄)
  • 33
    平成 4年生
    (本厄)
  • 34
    平成 3年生
    (後厄)
  • 36
    平成元年生
    (前厄)
  • 37
    昭和63年生
    (本厄)
  • 38
    昭和62年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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