春休みにお寺でキッズヨガ
3月の日曜仏教会では、未就学児から小学生までを対象とした
第2回キッズヨガが開催されました。
インストラクターは、昨年同様に、毎月25日夜の寺ヨガでレッスンして下さっている
北原愛さん(theBIRTH&days-茅野市)をお招きしました。
クラスは小学3年から6年のミニヨガクラスと未就学から小学2年の
じぶんのからだあそびクラスに分かれ、ヨガの時間の一方では、色々な野菜を
使った野菜スタンプで絵ハガキのデザインに挑戦しました。
こどもたちの春休み。
コロナ禍で自由に出掛け集まって遊ぶ機会が減り、家で過ごす時間が多くなって
しまっているこどもたち。
運動の不足が気になるところです。
お寺の非日常空間において体を動かしたことは、大いにリフレッシュになったのでは
ないでしょうか。ヨガはこどもの身心両面の発育を助けるものとしても浸透し始めて
いると聞きます。この先もこどもたちに向けて、ヨガの効果と寺環境を融合させた
有効な機会を提供することで、お寺を活かすことができればと考えています。
片方のクラスがヨガをしている間は、野菜スタンプを使った絵葉書をつくりました。
野菜選び、色選び、すべて自分の自由な発想でデザインを楽しみました。
単純な遊びですが、想像を膨らましながら夢中に取り組んでいる様子でした。
広い本堂でのヨガの運動と客殿大広間での野菜にふれた絵づくりに、
こどもたちの体と心がほぐれたのなら嬉しいです。
ヨガインストラクタ-北原さんは、小さい子のクラスで体を使って動物を表現することに
挑戦させたところ、こどもたちがみんな手をあげてそれを披露してくれたようで、
こどもの自主性を感じ取れた明るいレッスンになったと言います。
上のクラスの子たちは、多少ハードな動きが加わり、疲れたという感想がありましたが、
普段と違ったアプローチで体が刺激され、きっと全身が目覚めたことでしょう。
こどもたちの春休みはしばらく続きます。
安全には十分気をつけながら、外の空気に触れ体を動かして遊んでほしいと思います。
早く世界のコロナ感染が収束し、日常でのマスクを必要とせず、人が不安迷いなく集い、
そして、こどもたちが互いの表情を見ながら遊べる日が戻ってほしいと願うばかりです。
合掌