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寺族日記

春季密厳講~寺平まいり~

新緑のエネルギーの満ちる5月8日午後、寺の発祥地高尾山麓寺平を

お檀家様をはじめとする皆様方とおまいりしました。

穏やかな山中をこどもたちやお檀家様の愛犬もともに、にぎやかに登りました。

 

いつも一緒におまいりに励んで下さるお檀家様の植えられた彼岸花が、

昨年、2年越えの時を経て花が咲いてくれました。

この春は祖師像のお傍に福寿草を植え、お供え下さいました。

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今回は最高齢89歳の檀家様も参加いただき、無事おまいりを成満されました。

みんなと一緒に自然のなかを歩くことで、とても幸福感が高まります。

祖師興教大師へのおまいりが目的ですが、道中の草花や山菜などが目に入り、

周囲をあちこち見渡すことを楽しみ、マイペースに寄り道もしながら歩いていくことで、

とても穏やかな気持ちになり、そして心が清んでいく気がします。

あらためて、感謝の気持ちを祖師にお伝えすることができます。

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私の妻がおまいりを終えてこう言いました。

 

「広々とした野外の清々しさによる気持ちの変化もあるのだろうけど、

開放的になり、初めて会う人とも接しやすい。」

 

なるほど、確かにそのとおりだなと思います。

それに加え、私は皆さんと山に入ることについてこのようにも考えています。

 

『自然のなかに入ることで、人はその一部であるという本来の姿が現れる。』

 

つまり、他人にも同じくその自然の一部を感じ取ることができ、

人を仲間として親しみやすい環境が生まれるのではないかと。

これは、一例として野外キャンプなども同様かなと思います。

 

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近年、寺平周辺に道が拓け、ここに関心を持って下さる方が少しずつ

増え始めたおかげで、檀家交流、地域交流の機会が生まれ、

身近なところにおまいりの道が出来つつあります。

他界された先人達の古道に命が吹き込まれていくようで有り難い思いです。

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次回は秋季密厳講。

10月の日曜仏教会で皆様と集っておまいりしたいと思います。

この場所を一度訪ねておきたいという方は、ぜひお声かけ下さい。

故郷の山をあらためて感じながら、きっとよいおまいりになりますよ。

                          合掌

月別一覧

今月の「言葉の力」

雪を暖かいと表現できる日本人の心の豊かさ

心で観る奥深さは
音ないものを音にして
見えぬものを見させる

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行
ととのう写経体験
癒しのおてらヨガ

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和5年 2023年 一周忌
令和4年 2022年 三回忌
平成30年 2018年 七回忌
平成24年 2012年 十三回忌
平成20年 2008年 十七回忌
平成14年 2002年 二十三回忌
平成10年 1998年 二十七回忌
平成4年 1992年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成13年生
    (前厄)
  • 25
    平成12年生
    (本厄)
  • 26
    平成11年生
    (後厄)
  • 41
    昭和59年生
    (前厄)
  • 42
    昭和58年生
    (本厄)
  • 43
    昭和57年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成19年生
    (前厄)
  • 19
    平成18年生
    (本厄)
  • 20
    平成17年生
    (後厄)
  • 32
    平成 5年生
    (前厄)
  • 33
    平成 4年生
    (本厄)
  • 34
    平成 3年生
    (後厄)
  • 36
    平成元年生
    (前厄)
  • 37
    昭和63年生
    (本厄)
  • 38
    昭和62年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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