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黄金の鐘

このたび、SBC信越放送「ずくだせテレビ」の取材撮影がありました。

 

取り上げられたのは、なんとなんと、本堂の釣鐘。

 

除夜の鐘でお馴染みの真福寺の梵鐘は、毎朝5時半に突くことを日課とし、

日中ご参拝の皆さまにも自由に突いていただいております。

 

釣鐘(「半鐘」と呼びます)はというと、これは法要の始めと終わりを知らせる時、

ご葬儀の始まりを知らせる時、つまり法儀でしか突くことがありません。

檀徒の皆さんでさえも、本堂の半鐘の存在をご存じない方が多いと思います。

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諏訪の民話を集めた本、『諏訪のむかし話』、この半鐘(14世教順代ー江戸時代)を

題材にしたであろうお話(タイトル「黄金の鐘」)が登場します。

お話は真福寺が高尾山麓寺平にあった頃、さらに大昔の話。

この本はいまから45年も前に発刊されたものです。

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天竜川の底に光るものを救い出すと、さびついた鐘だった。

南無阿弥陀仏と唱えると鐘に刻まれた阿弥陀様のお姿がまぶしく光る。

たいへん美しい音色が村に響く。

ひとつ突くと災いに遭わない。

ふたつ突くと病気にならない。

みっつ突くと、家族仲良く暮らせる。

よっつ突くと、家は大金持ちとなる。

村人は喜び、一日中、村に鐘の音が響き続ける。

すると、その村は・・・。

 

というような話なのです。

 

 

実は、この半鐘に興味関心を寄せられたことは、私の記憶のなかにはありません。

もちろん、取材により半鐘がクローズアップされるのは初めてのことでしょう。

 

放送日は3月10日。

番組表「ずくだせテレビ」を要チェックです。

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この他に、「弘法大師ご誕生1250年記念」特別御朱印の取材も

いただきました。

令和5年の一年間、毎月21日限定でお授けしている特別御朱印は、

お大師様のお姿に、お大師様の残されたお言葉を書き添えます。

お言葉は月ごとに替わり、解説を添えてお渡ししております。

 

筆になれていない私は、カメラを向けられながら字を書くということに、

いままで経験したことのない感覚の緊張に陥っておりました。

何事も体験してみることですね。

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御朱印にある弘法大師は、

私が平成13年に京都智積院で修行をしていた当時、

写仏の講義で描かせていただいた修行大師のお姿です。

最後、お大師様のお顔に筆の先で眼を入れた時の感動はいまでも忘れません。

 

いまは四国八十八ケ所霊場の御朱印掛軸となっているそのお姿を写真に収め、

御朱印帳サイズにあわせて縮小印刷してあります。

弘法大師御影

 

特別御朱印をご希望の方は事前にご連絡下さい。

本堂に祀られる弘法大師のお近くまでご案内し、1枚300円でお授けします。

 

毎月21日は、午前9時から恒例行事「写経体験会」がございますが、

参加し写経をお納め下さる方には、初回のみ1枚差し上げております。

 

祖師の記念年に報恩謝徳の意を表し、布教活動をすすめながら、

お大師様とともに歩む一年にしたいと思っております。

 

 

取材いただきました、田中優志様、アナウンサー尾関雄哉様はじめ、

信越放送局の皆さまありがとうございました。

                      合掌

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月別一覧

今月の「言葉の力」

雪を暖かいと表現できる日本人の心の豊かさ

心で観る奥深さは
音ないものを音にして
見えぬものを見させる

言葉の力一覧

聖観音縁日護摩修行
ととのう写経体験
癒しのおてらヨガ

法事・年忌法要早見表

亡くなった年 本年回忌
令和5年 2023年 一周忌
令和4年 2022年 三回忌
平成30年 2018年 七回忌
平成24年 2012年 十三回忌
平成20年 2008年 十七回忌
平成14年 2002年 二十三回忌
平成10年 1998年 二十七回忌
平成4年 1992年 三十三回忌

真福寺の法事について

厄年早見表

大厄(男性)

  • 24
    平成13年生
    (前厄)
  • 25
    平成12年生
    (本厄)
  • 26
    平成11年生
    (後厄)
  • 41
    昭和59年生
    (前厄)
  • 42
    昭和58年生
    (本厄)
  • 43
    昭和57年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

大厄(女性)

  • 18
    平成19年生
    (前厄)
  • 19
    平成18年生
    (本厄)
  • 20
    平成17年生
    (後厄)
  • 32
    平成 5年生
    (前厄)
  • 33
    平成 4年生
    (本厄)
  • 34
    平成 3年生
    (後厄)
  • 36
    平成元年生
    (前厄)
  • 37
    昭和63年生
    (本厄)
  • 38
    昭和62年生
    (後厄)
  • 60
    昭和40年生
    (前厄)
  • 61
    昭和39年生
    (本厄)
  • 62
    昭和38年生
    (後厄)

真福寺の厄除けについて

厄年は「数え年」を基準としています。

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