京都本山智積院の旅
檀信徒を中心としてつどい、京都智積院への旅がいよいよ迫ってきました。
総勢27名、一泊二日の京都旅行です。
真福寺で泊りがけの旅をしたのは、もう15年以上も前のことと思います。
コロナ禍に集って遠出することさえもなくなり、今回誠に久しぶりの団体旅行です。
智積院の他、南禅寺、泉涌寺なども参りますが、なにより、総本山智積院の
荘厳な朝勤行をお参りし、皆さんと本山の空気に触れることが一番の目的です。
参加者の多くがご高齢であり、遠出そのものから遠ざかっていた方もおられ、
このたび旅の参加を決心するのには、なかなかのハードルであったことと思います。
また、一行には、三分の一近く檀徒でない方がご参加されます。
日頃の寺行事に檀徒でない方々がすすんでご来寺下さるようになり、
絶えず続けてきたことで、徐々に遠近に新たな人のつながりをいただきました。
旅先の車内、お宿、また初日の懇親会などで、縁の深まるひとときともなれば、
もっとも嬉しい旅のご利益であります。
どなたにも、いまいちど京都へ行きたいという思いが原動力。
この思いが実りある記念の旅として実現することを願うばかりです。
虚しく往きて実ちて帰るというお大師さまのお言葉を胸に出発しましょう。
今年は弘法大師空海ご誕生1250年の年にあたり、大師堂に祀られる
弘法大師像を特別拝観させていただけるとのこと。
私はなによりの楽しみでありますし、皆さんにもきっと感動の出会いとなりましょう。
9月26日~27日 京都智積院の旅
南無大師遍照金剛
合掌