ブンナよ、木からおりてこい。
好奇心ある長女(中1)の行動力には驚かされることがあります。
今年は演劇をやりたいと言いだし、
岡谷の劇団、「劇団ゆーれー@サーカス」を訪ねました。
毎年開催される岡谷市文化祭、「おかや演劇祭やりたいもんシアター」に
出演する常連の劇団です。
大人とこどもがともになりお芝居を創り上げている劇団です。
今年も11月29日から12月1日までカノラホールで開催されます。
当劇団に初めてお世話になったのは、娘が小1の時、
「ごめんね、雨ふらせちゃって。」
小さな役をいただき、お芝居の稽古に励んだ初体験でした。
その翌年、「龍の子太郎」にも出演。
主役、太郎を見事に演じたのは小学1年生の男の子でした。
激しい竜を演じた、主役のお母さんの演技は圧巻でした。
この時の演目、実はうちも家族で出演した思い出があります。
娘のお稽古について行った際に、お父さんも出ないかと声かけてもらい、
その場のノリで返事しました。お芝居に関心があったのは確かですが。
次の稽古には小1の息子も参加し、主役の子とは友達だったので、
こども同士、稽古から本番に至るまでよい経験ができたと思います。
最終的には妻、さらにはまだ2歳の娘までも出演することとなり、
いま振り返ると、二度とないだろう稀な体験と感情を家族共有したのだと思います。
コロナ禍を経て、しばらくぶりに劇団の活動を知った長女がお芝居がしたいと
言いだしてから、とんとんと話がすすみ、自分一人でお稽古に向かいました。
今回は「私ひとりで」という意思。何かに挑戦しようとする姿勢は幼い頃から変わらず、
そこには、自分をアップデートしていきたい思いが含まれているのかもしれません。
今回は朗読劇。
「ブンナよ、木からおりてこい。」
演劇祭には様々な手法で10団体が出演予定。
劇団ゆーれー@サーカスが出演するのは、
11月30日(土)の午前11時から12時です。
(全公演入場無料)
そして、とても楽しみなお知らせがもうひとつ。
12月に\劇団ゆーれー@サーカス/が真福寺にも来てくださいます。
12月真福寺日曜仏教会
「お寺で朗読劇」
12月22日(日)午後3時
朗読劇 ブンナよ、木からおりてこい。
入場無料、申込不要です。
どなたもご参加いただけますので、いまからご予定ください。
こども向けになっている絵本も、背景には大人にこそ伝えたい真実がある。
「生きるとは、生きているとは。」
お寺を会場にぜひ味わってほしいという思いがあります。
合掌