季節変わりの「花」作業
先日、息子の手を借りて重たい雪を掻いたのがこの冬の終わりでしょうか。
雪が解けた3月9日、温かな風が吹いていた気がします。
心地よい陽気に春のお告げを感じられるようになりました。
3月の終わりには、寺の蓮の苗を植え替えます。
近年蓮を育てている真福寺にとって、この作業が季節の移り変わったことを
知らせる合図ともなっています。
蓮をお好きな方、感心ある皆さまのお力をお借りしたく存じます。
「植え替え作業を手伝っていただけないでしょうか。」
汚れる作業です。それなりの服装(ゴム手袋必須)でお越しいただきたいです。
3月30日(日)の午後1時30分より境内にて行います。
少々重労働ですが、皆さんと声を掛け合いながら楽しく行うことができれば嬉しいです。
大袈裟に言うと、蓮が花を咲かせるためにもっとも重要な作業となります。
これが無事済めば、その後は手をかけ過ぎることなく「蓮の内在の力」で育ってくれる、
という印象。一緒に蓮育を始めた方に聞いても、ほぼ感想は一致しています。
蓮根苗
蓮に日々寄り添い観察をしていますと、その成長の様子に気持ちが明るくなります。
暑い夏の朝、香りを含んで美しく咲く花の姿には、たくさんの元気をもらいます。
当山には12の花器で6種の蓮が冬を越しました。
どれだけの苗が育っているかは、この土を開けてみないとわかりませんが、
たくさんの苗があれば、みなさんに十分お分けすることができます。
ぜひ、お好きな苗をお持ち帰り下さい。蓮の輪を広げましょう。
作業にご協力くださる方は事前にご連絡をいただけると嬉しいです。
どなたさまもご参加いただけます。
なお、作業に参加できなくても苗が欲しいという方は、作業日以降にご連絡下さい。
(070-4195-8939)
今年もよいご縁に恵まれますように。
蓮のある暮らしに多くのみなさんが励まされますように。
合掌