ちいさな寺子屋
小学生に加え、未就学の子も対象となって、短時間で開催している
春休みちいさな寺子屋。
有志でサポートしてくれた参加者からのお土産
糸魚川市のSea glass
毎年のキッズヨガの一方で行ったのは、ワークショップうでわ念珠づくり。
26名のこどもたちが小学生と未就学児のチームに分かれて、これを
交互に行いました。
当山でうでわ念珠づくりをしたのは、平成29年夏休みの寺子屋以来。
単純作業で楽しめる制作なのですが、これがわりとコツを要しまして、
そのコツを得ないと難解となる工程が含まれています。
逆にコツがわかってしまえば、誰もが楽しめる簡単な「遊び」になります。
今回は一緒に大人も参加を希望して下さったことで、親子ワークショップとなり、
難しい部分は、特にお母さん方の理解に頼りました。
こども対象の寺子屋では、毎回「伝え方」に気をつけています。
難しいと思えるところ、重要とされることをいかにわかりやすく伝えるか。
こどもたちの集中を高め、聞き漏れは最小限にするためのメリハリの工夫。
すべてこどもたちに反映されるため、指導する側にとっては毎回勉強になります。
今回の感想。
うでわ念珠づくりは実は簡単なのだけど、限られた時間のなかでこれをクリアし、
楽しめるように伝えてあげるのは難しい。
一人の指導者の言葉と身振り手振りだけでは、なかなかハードルが下がりません。
多くのこどもが参加する場合は、サポートの大人が多いほどよいです。
そういった点で、今回、お母さん方も一緒に参加してくれていたこと、さらには
こどもをサポートするために有志で駆けつけて下さった方々がおられたことで、
指揮する私の至らない点をフォローしてくださり、とても助けられました。
おかげで限られた時間のなかで制作をクリアすることができました。
今回はこどものみならず、親子を対象にしたことであらためて勉強になりました。
こども寺子屋を開催することで、常によい経験をいただいております。
言葉と振舞い、姿勢、間、すべてを用いて伝えるという勉強は、参加してくれる
人たちから学び、自分に生かしています。
となりの部屋ではヨガインストラクター北原愛さんの指導のもと、キッズヨガが
行われていて、毎回盛り上がりの声が聞こえてきます。
様子を見に行くと、こどもたちが一体となり楽しんでいるのが伝わってきます。
伝え方が上手なのだろうな。ヨガインストラクターという仕事を通じて多くの人と接し、
やはり日々勉強されているのだろうなと思います。
夏になると、小学生を対象にした一日開催の夏休みこども寺子屋があります。
今年は第12回目。今回参加したお母さまが興味を示して下さいました。
どんどん参加してほしい、私のちいさな先生たち。
合掌